見出し画像

サトイモの収穫 その1 親芋を植えた株はどうなったのかな?甥だの姪だの www

 10月も下旬。いよいよサトイモのシーズンになって来まして、順に収穫しては美味しくいただいている私です。

 さて、ところであの株はどうなったのでしょうか?

そう、植え付けの時におもしろがって植えてみた巨大な親芋。これ、どうなったんでしょ?

 というわけで、今回は親芋を植えた株はどうなったのかを検証してみたいと思います。

ジャ~ン!こちらはセレベスの親芋を植えた株の今の様子です。10本ほど芽が出ていますね。
茎葉を刈り取ったらこんな感じ。これで一株なんだからすごいですよね。どれが主株なんでしょ?

 では、早速起こしてみましょう。

親芋を植え付けただけあって株そのものが巨大です。これ、横幅が70㎝くらいあります。
こちらは収穫した孫芋達。数えたら全部で71個ありました。
しかも、どれもこんなサイズ感。いやあ、卵より大きいのがたくさん。www
手前右が種芋にした去年の親芋で、左が今年の親芋。奥に並ぶのは凶悪な面構えの子芋たち。

 子芋達が大きすぎて、もはやどれが親芋なのか小芋なのかわかりません。

これらがどう生えていたのかちょっと再現してみました。

 種芋(去年の親芋)の上にあるのが今年の親芋。そのタワーの周りをぐるりと巨大な子芋達が取り囲んでいます。そして、ものすごく不思議なことに今年できた親芋には全く子芋がついていません。

 通常は種芋の上に今年の親芋ができて、その親芋から子芋が出て、そこに孫芋が付きます。でも、この株の場合は今年できた親株に子芋が付いていた形跡が全くありません。
 よく見るとどうやら種芋から直接子芋が出ていたようです。つまり、これらの子芋たちは種芋の上にできた親芋の兄弟姉妹ということになるのか。
 ということは一世代飛んでるわけで、今年できた孫芋たちはホントなら子芋のはず?いやいやいや、違うな。今年の親芋からいうと甥っ子とか姪っ子になるのか。ということはあっちの小芋にできたのとは、いとこ同士じゃありませんか。でも、それは普通に植えたときも同じか…。

ああ、ややこしい。w

図解してみました。イメージとしてはこんな感じです。さすがは子孫繁栄の野菜ですなあ。(^^;)
甥でも姪でもどちらにしても、普通に種芋を植えた株の収量と比較するとそのパワーが一目瞭然。

 これらを集計しますと
  ・親芋…1個
  ・子芋(兄弟姉妹)…10個
  ・孫芋(甥っ子と姪っ子)…71個

 一株で合計82個の収穫となりました。数も多いけど、子芋や孫芋の大きさがダンチでした。ちなみに近所のオッサンの話によると、土垂ではそうは行きませんが、セレベスの親芋や大きな子芋はおいしく食べられるようです。
 こりゃあもう、来年の種芋は全部セレベスの親芋でいくとしますか。



 農学博士の木嶋利男先生が紹介されている
 「逆さ植え」をすると
 さらに収量が増えるらしいので、
 来年はそれもやってみましょうかね。
 めざせ一株100個。www


いいなと思ったら応援しよう!

annon
サポートしていただけるとうれしいです。いただいたサポートはよりよい記事を書くために使わせていただきます!