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びわ湖の情景

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自宅から5分のびわ湖の情景を集めてみました。
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記事一覧

今年の琵琶湖の水位はどこまで下がるのかな?

今年の琵琶湖の水位はどこまで下がるのかな?

 先日、ほぼひと月ぶりに少しだけ雨が降りましたが、私の住む滋賀県も今年は少雨傾向の夏でした。
 こうなると心配されるのが琵琶湖の水位低下です。去年は対策本部が設置されて取水制限などあっていろいろ大変でしたもんね。
 現在の琵琶湖の水位はマイナス40cmほど。どんな状況なのか久しぶりに湖岸へ出て琵琶湖を観察してきました。

 来週台風10号がやってきて大雨が降ると
 多少の回復も見込めるわけです。

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延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に

延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に

 かつて私の地元には、湖岸にある公園「奥びわスポーツの森」の池だったり、そのすぐ北にある「早崎内湖ビオトープ」だったりと、それはそれは見事な蓮の群生がありました。
 私も毎年夏になるとカメラ担いで写真を撮りに行っていたものです。

 ところが、奥びわスポーツの森の池の蓮も、早崎内湖ビオトープの蓮も2016年にそろって忽然とその姿を消しました。

 この年は奇しくもタイミングを同じくして、草津市にあ

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延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に 2

延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に 2

 前回の続きです。

 なぜ、蓮は大量発生して、ある年忽然と姿を消すのか?未だによくわからないのですが、私はこれまでの一連の経緯を見るにつけ、蓮が大群生を作っているのを「美しい!」と手放しで喜べなくなってきました。

 先の記事で書いた「早崎内湖ビオトープ」で長年環境保全活動をしている自然観察指導員の友人は、咲き誇る蓮を見て美しいと喜ぶどころか、忌み嫌っておりました。当時の私は、それがなぜなのかわ

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湖畔の森 びわ湖でのスローシャッター遊び いよいよ最終回

湖畔の森 びわ湖でのスローシャッター遊び いよいよ最終回

 えー。満開の桜も散り始めて、私の住む湖北地方もいよいよ春たけなわとなって参りました。
 びわ湖岸の木々の新芽も膨らんで小さな葉を出し始めています。グリーンベルトと呼ばれる湖周道路から湖岸までの湿地帯では、葦をはじめとする植物も新たな芽を出してどんどん成長しています。冬枯れた状態よりはるかに歩きにくくなりますし、虫やヘビ達も活動を始めていますので、環境保護の観点からも、身の安全を守る観点からも立ち

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び Pixel 8 Proでやってみた

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び Pixel 8 Proでやってみた

 スローシャッター専用スマホ HUAWEI Mate 20 Proと三脚を持って、沈む夕日と競争しながら湖岸へ車を飛ばす。
 これがいつもの私のルーティーンなんですが、この日は特に急いでたんですよね。で、クルマから飛び降りて走って湖岸の森へ。息を切らせながら、三脚を立てていざセットしようとしたところで気が付きました。^^;

Mate 20 Proをクルマの中に置き忘れたっ! はい、仕方なく今回は

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 祝 水位がプラスに転じました

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 祝 水位がプラスに転じました

 昨年秋以来渇水していたびわ湖の水位がとうとうプラスに転じました。

 今シーズンは積雪も少なかったので、例年のように雪解け水による水位の回復はあまり見込めないと思っていたのですが、このところ降り続いた雨がこの結果をもたらしたのでしょう。
 それにしても、3月中とは案外早い回復でしたね。(^^)

なにはともあれ、まずはめでたい!w

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び バスはなかなか釣れない

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び バスはなかなか釣れない

 昨日は終日雨で「今日は夕日撮りは無理だなあ。」と思っていたら、日没前に雲が切れて西の空が明るくなってきましたので、イソイソとびわ湖岸まで行ってきました。(^^)

 雨上がりの夕刻はバス釣りのねらい目なのでしょうか、湖畔の森で何人かのルアーを持った釣り人と遭遇しました。普段人と会うことのない場所に急に人が現れるとドキッとしますね。www
私「こんにちは。バス釣りですか?」
釣「ハイ。」
私「どう

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 季節の進み具合を感じる

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 季節の進み具合を感じる

 先週末は久しぶりに夕日が焼けましたので、湖岸の未踏破の森へ撮影に入ってみました。

 今回はこれまで入ったことのないところへ来ていますので、無理をせずに同じ場所をアングルを変えて撮影しています。
 以下、5枚はほぼ同じ場所で撮った写真ですが、少し角度を変えると全く違った写真になるのがおもしろいですね。(^^)

 それにしても、日没時刻が随分と遅くなりました。冬至の頃には16:45過ぎだったのに

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 3月のライオン

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 3月のライオン

 英国には「3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく」ということわざがあります。これは“3月はライオンのように荒々しい天気で始まり、子羊のように穏やかな天気で終わる”という意味ですが、今年の3月はまさにこのことわざ通りのスタートとなりました。
 何しろ桃の節句の昨日の最低気温は-3℃。朝起きたら、屋根にうっすらと雪が積もってましたからね。

 さあ、果たして3月は子羊のように穏やか

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 「奥の州への道」が水没しました

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 「奥の州への道」が水没しました

 昨年から低下が続いていたびわ湖の水位が、1月末の大雪やここ最近のまとまった雨の影響で急速に回復しています。
 この結果、昨年末から陸続きになって出現していた「奥の州への道」は完全に水没しました。

 ちなみに3月1日朝7時現在の琵琶湖の水位は-37cm。平年よりまだ低い状態ではありますが、昨日の雨で初めて-30cm台に突入しましてホッと一息。

 さて、2月上旬が暖かかったから、余計にこのところ

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び   キャパオーバー実験結果発表!

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び キャパオーバー実験結果発表!

 noteのトップ画面にあるベルのマークは1000を超えたらどうなるのか?
果たしてちゃんと表示されるんだろうか?という記事を書きました。

 2月12日朝のこの時点でお知らせは812個溜まっていました。

 ジャジャ~ン!ちゃんと1000を超えても表示されています。
 このお知らせを1000以上ためた人はあまりいないんじゃないでしょうか? 
 これはある意味快挙ですが、こうなったら10000を目

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湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 改名します

湖畔の森 早春のびわ湖でスローシャッター遊び 改名します

 これまで、この湖畔の森シリーズでは「冬のびわ湖でスローシャッター遊び」とタイトルに書いてきましたが、2月とは思えないほど気温も上がり、梅の花もチラホラ咲いて季節の移り変わりがかなり早くなっていますので、今回から「早春の」とあらためさせて頂きます。
 あ、どっちゃでもいい?いやいや、びわ湖の水の色、空に浮かぶ雲の様子もすっかり春めいて来ているのです。何より太陽の光が強くなって光線の具合が真冬とは明

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湖畔の森 冬のびわ湖でスローシャッター遊び スキポチロック発動中 www

湖畔の森 冬のびわ湖でスローシャッター遊び スキポチロック発動中 www

 3年前に在宅勤務に切り替えて以来、ほぼ「サンデー毎日」を謳歌しているはずの私としたことが、最近なぜかかなり忙しくなりまして、noteで日頃ご愛顧いただいているみなさんのところへ、コメントはおろかスキを押しに行くことすらできないご無沙汰状態。^^;
 「流石にこれは申し訳ないやろ」と思って、先日ちょっと時間があったときにあちこちスキを押しにお邪魔しました。で、短時間のうちに結構たくさんの記事に赤い

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湖畔の森 冬のびわ湖でスローシャッター遊び 迫りくる「2025年の崖」

湖畔の森 冬のびわ湖でスローシャッター遊び 迫りくる「2025年の崖」

 昨日、とうとう日本の2023年のGDPが4位に転落したという記事を書きました。

 世界経済が右肩上がりで成長している中、日本だけがバブル崩壊からも、リーマンショックからも立ち上がれず、30年にわたって横ばいで変化しない。そりゃ、日本のGDPだけがひとり落ち込むわけです。

 では、なぜこんな事になったのでしょうか?この原因は、日本人が変化を嫌う国民性だからだという指摘があります。
 かつて、P

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