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2つのAIにツルバギアってどんな植物なのか尋ねてみた

2つのAIにツルバギアってどんな植物なのか尋ねてみた

 これ、我が家の玄関脇にほったらかし栽培になっているツルバキアです。
 この花の和名はルリフタモジ(瑠璃二文字)。「二文字」とはニラのことで、つまりこれは瑠璃色のニラなのですが、こちらの呼び方のほうか風情がありますね。ちなみに英名はソサエティ・ガーリックです。

 今回は「ツルバギアってどんな植物?」と同じ質問を生成AIであるGoogleの「Gemini」とMicrosoftの「Copilot」に

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イモカタバミ 畑の隅で増殖中 www

イモカタバミ 畑の隅で増殖中 www

 私が幼い頃から自宅の庭にはこのピンクの花がありまして、ずっと気にもとめてもいなかったのですが、ここ近年は畑の周辺でもよく見るようになりました。
 今更ながらに調べてみましたらこれはイモカタバミですね。
 観賞用に栽培されるカタバミの仲間を総称してオキザリスと言いまして、同じ仲間のムラサキカタバミとともに古くから栽培されるオキザリスの一種です。
 イモカタバミは球根性多年草で南アメリカの比較的標高

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鈍足迷走台風がようやく去りました

鈍足迷走台風がようやく去りました

 台風10号が、昨日正午に東海道沖でようやく熱帯低気圧になりました。
 日本に上陸時の中心気圧は935hPa、最大瞬間風速70m/sと、その勢力は過去上陸した台風の中でもトップクラスに強烈でした。しかも、鈍足ですから非常に長い間猛烈な風雨にさらされることになり、その分被害も大きかったわけで、被災された全国のみな様に心よりお見舞い申し上げます。

 それにしても、これほど進路予想が大きく変わる台風も

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山椒の実が赤くなりました

山椒の実が赤くなりました

 畑の隅にある山椒の実が赤くなりました。

 これを収穫して陰干しにして、茶色くなったら中にある大きな黒い実を選別して取り除き、果肉の部分だけを集めて保存。

 使いたいときにそのつど挽けば絶品の粉山椒の出来上がり。
 丼によし。うな重によし。買ったものとは格段に香りが違うんです。(^^)

 
 だけど私は今年も収穫しません。
 なぜ収穫しないのかって?
 乾燥はすぐにできるんだけど、
 種の選

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夏はミョウガの季節のはずなんだけどな

夏はミョウガの季節のはずなんだけどな

 例年ですと7月の終わりごろから収穫できる我家のミョウガですが、今年は収穫がかなり遅れましたっていうか、一向に花が咲かなかったのです。

 ミョウガの生育適温は21~23℃。木漏れ日が差すような半日陰や、朝日が当たり午後には木陰になるような環境がベストですから、我家の場合は明らかに日当たりがよすぎるんですよね。加えてこの夏の強烈な日差しと高温、少雨が影響しているのでしょうね。^^;

 でもまあ、

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延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に 2

延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に 2

 前回の続きです。

 なぜ、蓮は大量発生して、ある年忽然と姿を消すのか?未だによくわからないのですが、私はこれまでの一連の経緯を見るにつけ、蓮が大群生を作っているのを「美しい!」と手放しで喜べなくなってきました。

 先の記事で書いた「早崎内湖ビオトープ」で長年環境保全活動をしている自然観察指導員の友人は、咲き誇る蓮を見て美しいと喜ぶどころか、忌み嫌っておりました。当時の私は、それがなぜなのかわ

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延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に

延勝寺地先 びわ湖の蓮が大きな群生に

 かつて私の地元には、湖岸にある公園「奥びわスポーツの森」の池だったり、そのすぐ北にある「早崎内湖ビオトープ」だったりと、それはそれは見事な蓮の群生がありました。
 私も毎年夏になるとカメラ担いで写真を撮りに行っていたものです。

 ところが、奥びわスポーツの森の池の蓮も、早崎内湖ビオトープの蓮も2016年にそろって忽然とその姿を消しました。

 この年は奇しくもタイミングを同じくして、草津市にあ

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知らないうちに庭の植え込みがえらいことに アケビw

知らないうちに庭の植え込みがえらいことに アケビw

 みなさんは、この写真を見て何の植物かお判りでしょうか?
 そう。逆光でわかりにくいけどこれはアケビですね。我が家の庭の植え込みを覆っているヤブガラシを取り除いていたら、何か別のも絡まってるぞ?となりました。(^^)

 本州にはアケビが自生していて、アケビの仲間にはアケビとミツバアケビの2種と、それらの雑種のゴヨウアケビがあります。
 どちらも5枚の葉を展開するアケビとゴヨウアケビはどこが違うの

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ゴマの花が咲いていました

ゴマの花が咲いていました

 今日のこちらは昨夜から降り出した雨の予報です。まとまった雨はほぼひと月ぶり。植物たちにとって慈雨となるとよいのですが。(^^)

 さて。お盆前に少し離れた山家の親戚へ用があって出かけましたら、道端の畑に白いゴマの花が咲いていました。
 ゴマ(学名:sesamum indicum L.)はゴマ科ゴマ属の一年草。アフリカのサバンナが原産らしく、わが国へは中国を経て奈良時代に渡来しました。
 ちなみ

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畑に謎の木が生えました

畑に謎の木が生えました

 畑の真ん中にどう見ても草じゃないものが生えてきました。
 しかも3本も。w

 さあ、これなんだろ?
 早速Googleレンズで調べてみましたら、先ず出てきたのが「イーチャンパペダ」という植物でした。

 いやいやいや。中国の植物がこの畑に勝手に生えるわけないでしょ?www

 そもそもなぜ、我家の畑にこのような常緑樹の芽が出たのか?思い当たるのは昨年山里に住む親戚からもらってきた大量なる枝葉の

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夏に咲く花 ヒメヒオウギズイセン

夏に咲く花 ヒメヒオウギズイセン

 畑のすみにヒメヒオウギズイセンの大株がありまして、今年もたくさんの花が咲きました。

 学名:Crocosmia クロコスミア
 和名:ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
 その他の名前:モントブレチア、トリトニア
 科名 / 属名:アヤメ科 / クロコスミア属

 品種は300以上もあって、地下には球根(球茎)があり、地下茎を伸ばして、その先端に新しい球根が毎年1個ずつできてふえていきますので

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ストームは突然に 龍がごとく

ストームは突然に 龍がごとく

 昨日の朝の出来事。
 一天にわかにかき曇り。www

 私はこの時、庭に立ってあたりの様子を観察していたんですよね。(^^)

 いやあ、すごかったです。

 少し離れた町では竜巻が発生して、家屋に被害があったようです。
 でも、怪我人が出なくてよかった。(^^;)

鳥が騒ぐ

鳥が騒ぐ

 雨が降って近所を流れる川が増水すると鳥が騒ぎます。
 彼らには濁流の中を遡上する魚の姿が上空から見えるようで、獲物を狙いに群になって飛んできて、川の瀬にどんどん降り立つのです。
 私は鳥が集まっているということは、何らかの魚が群れになって泳いでいるのだろうな!と予測するのですが、何が遡上しているのかは全く分かりません。例年、春だとウグイ、初夏にはハス。そして夏から秋にかけてはコアユ、晩秋はビワマ

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あなたはベニバナセンブリ?それともハナハマセンブリ?どっちなんだーい?

あなたはベニバナセンブリ?それともハナハマセンブリ?どっちなんだーい?

 先日、とあるコンビニで買い物をしようとクルマを停めたら、脇の芝生の中にものすごく小さなピンクの花を見つけました。
 例によってスマホのカメラに収めてGoogleレンズで調べてみたら、ベニバナセンブリとハナハマセンブリの両方が出てきたんですよね。

 ベニバナセンブリとハナハマセンブリは見た目がほぼそっくりで、とにかく識別が難しいということで有名らしい。
 両者の最も大きな違いは「根生葉がロゼット

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