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③自分の心を読む ルアンプー・プラモート師

(続き) もしも私達が心の苦(ドゥッカ)を解決できたならば

残るのは身体の苦です

殆どの場合

身体に苦が生じると

心も同じように苦が生じるのです

苦が二重に重なっているのです

身体の苦と

心の苦があり

心の苦は何処から生じるのでしょうか

それは「欲しい」という心です

これを渇愛(タンハー)と呼びます

私たちに欲しいという欲が生じた時

私たちの心は悶え動き回るのです

そして苦(ドゥッカ)が生じます

普通の人々はこの部分が観えていないのです

彼らが見えているのは

欲しいという欲が湧いてきて

それに従って「手に入った」なったならば苦は起こらず

それに従って「手に入らない」ならば苦が生じると

それだけしか見えていないのです

人々は欲に流され従うことを目的にしているのです

金持ちになりたい

巧みになりたい

大きな責任を持ちたい

有名になりたい

美しい妻が欲しい

端正な夫が欲しい

良い子供が欲しい

欲に従おうと必死なのです

しかし

どれほど欲に従っても

終わりが無いのです(続く)

7:24~


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