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ナンティラカ ルアンプー・プラモート師

私達はサティパターン(四念処)を行っています

であるならば

自分自身の心をよく観察しなければなりません

私達が

身体・感受・心を観ていくことで

煩悩は減っていきましたか?

善(クソン)は高まっていますか?

ただ呼吸を観続けていくならば

心は落ち着き

明るく広々した空っぽで

幸せしか生じないのです

すると

その状態が嬉しく

満足でボーッとし

座る瞑想に幸せを感じてしまうのです

しかいそこには

煩悩があるのです

これをナンティラーカと呼びます

これはラーカ(怒り)の種類の一つなのです

瞑想して座るとぼーっとして

何時間も座る事が出来るのです

瞑想が上手なので何時間も座ることが出来ます

しかし

心がぼーっとしているので

サティが無く

気づきに戻ってこれないのです

これは煩悩を高めている行為なのです

座れば座る程

煩悩が高まっていくのです

このような症状は沢山あるのです

例えば

瞑想をものすごく沢山やる人が

瞑想から出てくると

強烈な性格になっているのです

怒りっぽくなっているのです

イライラするのです

なぜかわかりますか?

それは

座る瞑想をしている時

サティが自分の心に流されていっているのです

幸せで

ぼーっとして恍惚としているのです

安楽なのです

しかし

瞑想から出てきて

世間の対象に心が触れると

まるで火薬と火が触れてしまうようなものなのです

一瞬のうちに爆発し

怒りっぽくなってしまうのです

そして普通の人よりも

強烈な性格になってしまうのです

それは

怒りが怒りと気づけないほど

静けさという感情に浸ることに慣れてしまってるからなのです

仏歴2567年5月11日



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