アンカシモリ

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自分を生きる

2020年、コロナの影響で様々なことが強制停止状態になって、改めて自分を深く見直すことができたと思う。自分の原点。原点回帰。思い起こさせられることが本当に多かった。 そう、実際その影響を強く感じ始めたのは春から初夏の頃。でもその頃はまだ、あくまで「今までの延長」で何かできることを探した。何かできることはないかと躍起になった。でもなかなか、形にすることができなくて。 そんなことを繰り返したら 「本当は自分は何もしたくないのだ」 という所に行き当たった。 何もしないこと

    • 知らず知らず母を責めていた、そして手を離していく

       母の話は分かりづらい。  主語がないのはよくあることだけど、感情と思い込みに走るあまり客観性に欠いている。話を聞きながら私なりに筋を整理して「結局こういうことだよね」と母に話すと、最近返ってくるのが「私を責めないでくれ」という言葉。いやちょっと待って。別に責めるとかじゃなくて、客観的に私が事実と思われることを提示してるだけなんだけどな。母の中には膨大なジャッジメントがありーーこの人は良い人悪い人、好き嫌い、これは良い行為悪い行為、正しいこと間違ってることーー、かなり思い込み

      • 行ってらっしゃい

         父が亡くなって一週間経つけれど、いまいち実感がないのは私の日々の生活には変化がないから、父と会うのは年に二回か三回か、実家に帰った際に一緒にご飯を食べるくらい、それでも以前はお酒を飲みながらああだこうだと会話もあったのだが、脳梗塞で倒れてからは酒も煙草もやらず、言語がちょっと不自由になったこともあり会話も少なくなってしまった。  息を引き取ったと連絡があって、実家に戻ってからはノンストップで目まぐるしくお通夜に葬儀に御斎にと突風の中にいるようだった、その慌ただしい数日を交

        • はじめての公募、一次審査通過ならず

           昔から作家、小説家に憧れがあって、折々で書くためのハウツー本を読んだり、途中まで書きかけたりしながら、一度も完成させたことがなかった小説。今回、ある公募が今年で最終回ということで、挑戦することにしたのが今年の早い春の頃。  ネットで「小説の書き方」を検索して、ある出版社提供の資料をダウンロードして参考にしたりしながら規定の枚数書き上げ、今思えばとても小説とは思えないものを近い友人に読んでもらって。その意見を参考にしながら、どうにか小説と呼べるのではないか? というものを書き

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        自分を生きる

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        • ふと思った感じた考えた
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        記事

          短編小説 「蕎麦前」 第20回深大寺恋物語応募作品

           ピコン。  意識が音によって引き戻される。どこだっけ。見慣れた視界、いつものテーブル。着信音か。昼食後うとうとしてしまったらしい。朦朧とした頭で画面を確認すると岡田の名前が表示されている。 『森さんにふられたのでもう五人で遊べません』  は?  一気に目が覚めてメッセージを読み返す。森さんにふられた? 速攻で白崎に連絡してみると、やはり白崎にも同じメッセージが届いてる。 「なんだよもう五人で遊べないって」  つい口をついて出た言葉に自分でもびっくりしながら、立ち上がって着

          短編小説 「蕎麦前」 第20回深大寺恋物語応募作品

          人生に新しい要素が加わることは、楽しいことでもあり疲れることでもあるから、バランス大事にしないとな。

          人生に新しい要素が加わることは、楽しいことでもあり疲れることでもあるから、バランス大事にしないとな。

          受付番号111番でやっぱり私持ってるわー、と自分を鼓舞する待合室

          受付番号111番でやっぱり私持ってるわー、と自分を鼓舞する待合室

          良い人、とか、良い子、って結局「その人(誰か)にとって好ましい人」というだけのことだよね。なぜそうあらねばならないと思って来たんだろう、自分の心を後回しにしてまで。

          良い人、とか、良い子、って結局「その人(誰か)にとって好ましい人」というだけのことだよね。なぜそうあらねばならないと思って来たんだろう、自分の心を後回しにしてまで。

          「誰かこういうのやってくれる人いないのかな」、と考えてたら、ふと「それ自分でやれば」と浮かんだ、そう、自分ではできないことのような気がしていたけど。できるんだよ。やってみよう、やってみよう。

          「誰かこういうのやってくれる人いないのかな」、と考えてたら、ふと「それ自分でやれば」と浮かんだ、そう、自分ではできないことのような気がしていたけど。できるんだよ。やってみよう、やってみよう。

          可哀想じゃない私

           父について語る時、最初に出てくるのが『怖い』という単語。幼少期に父から受けた恐怖心が多々あったことが大人になっても生きづらさという形で出て来て、どうしてもそこに立ち戻ってしまう。  先日もまた、そこに気づいた際。「私これいつまでやってんの?」という心の声が聞こえた気がした。いつまで『親に傷つけられて可哀想だった私ポジション』にいるのかなって。こんなことを感じるということは、ようやく「もうここは離れていいだろう」というタイミングが来たのかもしれない。  両親に対する微妙な思

          可哀想じゃない私

          期待のレトルトカレーが残念な味で残念😢期待が大きかっただけになおさら💦レビューを見ると賛否両論だけど賛の方が多いな…でも否の人はわざわざ書かないかも…ということで私も無念さをここで昇華、私の口には合わなかったということで🙏ごちそうさまでした🙏

          期待のレトルトカレーが残念な味で残念😢期待が大きかっただけになおさら💦レビューを見ると賛否両論だけど賛の方が多いな…でも否の人はわざわざ書かないかも…ということで私も無念さをここで昇華、私の口には合わなかったということで🙏ごちそうさまでした🙏

          インスタにて昔の仲間がポッドキャストはじめたということで聴きに行こうとリンクを探し当てたらストーリーズにあったもののそれの位置が悪くてリンク押せず。この過去は振り返らなくていいのかと思った新月の朝。

          インスタにて昔の仲間がポッドキャストはじめたということで聴きに行こうとリンクを探し当てたらストーリーズにあったもののそれの位置が悪くてリンク押せず。この過去は振り返らなくていいのかと思った新月の朝。

          先日行った某カフェ、とても感じのいい店員さんだったもののアイスコーヒー提供の際「ここちょっとこぼれちゃってすみません」とスマイルで去られ「拭かないんだ」と。ソーサーにほんのちょっとだったけど、私の中ではけっこうな残念ポイント。混んでる訳でもなかったし私なら一旦持ち帰って拭く。残念

          先日行った某カフェ、とても感じのいい店員さんだったもののアイスコーヒー提供の際「ここちょっとこぼれちゃってすみません」とスマイルで去られ「拭かないんだ」と。ソーサーにほんのちょっとだったけど、私の中ではけっこうな残念ポイント。混んでる訳でもなかったし私なら一旦持ち帰って拭く。残念

          あるレシピ見てたら材料のとこ、はちみつが「はちみち」になってて不覚にも吹いた、一字違うだけでこの破壊力よ

          あるレシピ見てたら材料のとこ、はちみつが「はちみち」になってて不覚にも吹いた、一字違うだけでこの破壊力よ

          過去とバランスよく繋がっていこう

          過去とバランスよく繋がっていこう

          ものわかりいい感じで人を尊重して接してると勝手に寛容だと思われサラッと無理難題持ち掛けられたりサクッと後回しにされたりないがしろにされてびっくりするのでものわかりがいいって美徳ではないのかもしれない、面倒臭い人くらいに思われている方が人生生きやすいのかもしれない、そんな朝の気づき

          ものわかりいい感じで人を尊重して接してると勝手に寛容だと思われサラッと無理難題持ち掛けられたりサクッと後回しにされたりないがしろにされてびっくりするのでものわかりがいいって美徳ではないのかもしれない、面倒臭い人くらいに思われている方が人生生きやすいのかもしれない、そんな朝の気づき