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想いや人生

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2020年10月の記事一覧

ことば

ことば

ことば
民族の営みの現れであり
ことば
民族の文化の現れであり

イメージと感性
産まれ出る前の揺らぐ光声

それは時代に邪魔もされて
それは千年の刻をも越える

ことば
時代のなかで生きる人の詩
時代と人に紐付いて
漂流する星々

存在という名

存在という名

こみ上げるものの 先に
白い風は吹く
振りかえるものの 上に
鈴の音は響く

雑踏の匂いを嗅いで
存在という名を探す
関わりのない魂達は
二度と巡り合わない
彗星よりも近く遠い

いくつもの影たちは 出会い
重なって交わっては 離れて

繰り返してはゆくけれど
その心まで知る由もない

価値

価値

あの人にはたからモノ
この人にはただのモノ
Amazonで数万円
BOOKOFFで数百円

価値って同じじゃない

ある国では一食の食費
ある国では一家の家計
数億円を寄付する人
数万円を強盗する人

価値って同じじゃない

わたしにとって 価値
わたしとしての 価値

だよね

だよね

分かりやすいと
中身がない、って
世界に入ると
内容が分からない、って

あるある
だよね

何が個性か
なにが個性か

ただひとつ 在ることと
承認欲求の 狭間で漂う

あゝ もっと
成長が必要だ
    よね

歩み

歩み

君が瞳をおとす
僕の手の届かないところで

寄り添えない階段の手すりで
その行く先を見上げている

何を祈ることができるだろうか

時には先を
時には後ろを
そして並んで

ぼくたちは 登ってゆくだろう

その先で 君は
その先で 君は
探し続けた君になる

その景色を
ぼくもまた 眺めているだろう

ことば

ことば

ことばのせかい
こころのかたち


意路
いろいろ

リンクしたら
生まれる

目には見えない
かたち

あなたの
手のひらで
光を変える
結晶

かしこばか

かしこばか

鳥のように
高らかに
鳴けばいいのに

花のように
ありのまま
咲けばいいのに

人は賢い馬鹿だから
本来の自分を
たやすく見失う

吐いて 吸って

吐いて 吸って

眼が
ひっくり返ったら
自分の弱さが
みえるから
瞼を閉じて唄う
静かな吐く息で

許せるものの内に
信じるものの上に
求めるものの先に