存在という名
こみ上げるものの 先に
白い風は吹く
振りかえるものの 上に
鈴の音は響く
雑踏の匂いを嗅いで
存在という名を探す
関わりのない魂達は
二度と巡り合わない
彗星よりも近く遠い
いくつもの影たちは 出会い
重なって交わっては 離れて
繰り返してはゆくけれど
その心まで知る由もない
こみ上げるものの 先に
白い風は吹く
振りかえるものの 上に
鈴の音は響く
雑踏の匂いを嗅いで
存在という名を探す
関わりのない魂達は
二度と巡り合わない
彗星よりも近く遠い
いくつもの影たちは 出会い
重なって交わっては 離れて
繰り返してはゆくけれど
その心まで知る由もない