バクテロイデス菌が少ないと"認知症になる"
認知症患者の腸内細菌の調査で、日和見菌のバクテロイデス菌が極めて少ない事が判明。
国立長寿医療研究センターもの忘れセンターの佐治直樹副センター長らの研究で、
やせ形の人に多いとされる日和見菌「バクテロイデス」が3割以上を占めた人たちは、そのほかの細菌が多い人たちに比べて、認知症の傾向が10分の1と低かった。
健康な人の腸内細菌のバランスは
善玉菌 20%、
悪玉菌 10%
日和見菌 70%
そして、高齢者になるほど、悪玉菌の比率が増加。
また、口内炎、感染(カゼなど)や病気、ストレス過多でも悪玉菌が急増。
大腸に巣食う「腸内細菌の重さは1.0~1.5Kg、その種類は1000種類以上、その数は600~1000兆個」。
なんと体重の1.5kgは腸内細菌の重さ(汗)
認知症にならないためにはバクテロイデス菌(日和見菌)を減らさない事が大切。日々の野菜や海藻、乳酸菌飲料の摂取が欠かせませんね。
別途、糖尿病患者において、アルツハイマー型認知症のリスクが約2倍に上昇するという調査結果も。
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