さみしい時の過ごし方
いつもより長く歩く
暑くなってきて猫がすんなり帰ってこないので外に出てあっという間に1時間が経過 フェンスとツツジの間に寝そべっているのは分かっているが手が出せない絶妙な位置どり またそのことを知ってそうしている猫 頭いい
彼をちらちらと視界に入れながらひたすら歩く
根負けし歩き疲れて座り込んで爽健美茶を飲み干す 夜風が緩くてふわっと持ってかれそうになる 空に星は瞬いていない
家に帰ってもやしのヒゲを黙々と摘む こんなに一度には食べないけれどヒゲが親の仇とばかりに挑み続ける 黙々と単純作業を続けるのはとても心地よい いつしか無の境地に到達
ヒゲ取りが終わりまたヒゲ繋がりで、今度はベービーコーンのヒゲを並べてみる 黄緑色でツヤツヤで美しい生まれたての髪の毛のよう 写真にも収める
そんなことをしていたらラジオから流れてきた1920年代のジャズ 古めかしいのにきらめいて活発に意欲的に耳に届く 100年前の音楽にどーんと背中押された気がした
100年後の街角でふと誰かがこのnoteを読んで 昔の人も寂しい時にもやしのヒゲとってたんだって共感してくれたら嬉しいな と妄想力は衰えずたくましく健在
ベービーコーンは蒸して、ライムと岩塩でいただきました ナターシャ
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くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています
本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください
かるえ&なたーしゃ