#22 最近流行りのジャーナルをやってみたら心のモヤモヤが吹き飛んだ話
みなさんは「ジャーナル」をご存知だろうか?
ビジネス系のインフルエンサーなどがSNSで発信している「頭がスッキリする習慣」である。
ぼくもいわゆる意識高い系に属しているので、こういう最近の流行りの意識高いブームは大好物なのだ。
鼻息も荒く「流行りに乗ったれ!」とジャーナルを始めてみた。
が、なんかこう・・・
思っていたよりも遥かにすごいかもしれないと思うようになった。
ファッション的に始めたはずのぼくも、気がついたらジャーナルによってもたらされる効果の虜だった。
というわけで今回は、ジャーナルのメソッドと効果について触れながら「すげぇよジャーナル」っていう話をしたいと思う。
そして今回は生意気にも目次を設けて書いていこうと思う。
じゃあはじめていこう。
ジャーナルを始めたきっかけ
ぼくがジャーナルを始めたきっかけは2つある。
一つは上で書いた通り、「なんか意識高そう」というものが大好物だからである。文房具とか、TODO管理とか、そんなのをとってもこだわって悦に入っているそんな人間だからである。ここはもう、これ以深掘る余地はない。
で、もう一つの理由が「仕事量がエグくてストレスが溜まりまくっていた」である。
転職したてのタイミングで覚えることもたくさんある。早く成果を出したいという思いからタスクを詰め込む。これから仲良くなっていくフェーズなので、職場の人とのコミュニケーションにちょっと緊張したり、気を遣ったりする。
こんな状況なのでやることもパンパンだし、ストレスもそれなりに溜まっていて、吐き出すところを探していたのだ。
先日の記事のようにサウナが趣味でよく行くんだけども、そこで一時的にリフレッシュができたとしても、また時間が経つとこのストレスたちがウネウネと還ってくるのだ。
まるで根っこまで毟りきれなかった雑草のように。
・・・例え合ってる?
そんな感じで、対症療法ではなんともならんなぁと思っていた矢先、SNSでジャーナルを見つけたのである。
ジャーナルってどうやってやるの?
このジャーナル「書く瞑想」なんていうふうにいわれていたりする。
「ジャーナル」なんていうオシャレな響きと、「書く瞑想」なんていう大層な別名で、さぞ立派なことをしている風に聞こえるが安心して欲しい。
全然そんなことはない。
やることはとにかくシンプル。
朝起きてすぐ、A5のノートを開いて3ページ、ばぁぁぁぁぁぁぁぁっと文字を書き連ねるだけ。それだけ。
書く内容はなんでもいい。
頭に浮かんだものをどんどん書き込んでいく。
「ねむいいいいいい」と書いてもよし。
「仕事行きたくない」と書いてもよし。
「今日は朝からめっちゃ晴れている!元気出てきた」と書いてもよし。
書くことがなければ「書くことがない」という文字列だけ3ページ分書いたって構わない。
とにかくページ数だけ、A5のノートで3ページを書き切るということを意識してガッと書き倒していく。
それだけなのである。
あえて追加で意識するとしたら速度だと思う。
あんまりのんびり丁寧に書く感じではなく、「ギリ読めればOK」くらいの雑さでスピード重視でばぁぁぁぁぁぁぁっと書くことを意識して欲しい。
これ。
これがジャーナルである。
ちなみにぼくはKOKUYOのA5ノートでやっている。
サウナのステッカーを貼ると気分がアガっていい感じだ。
ジャーナルでどんな効果が得られるの?
ジャーナルを終えた時、あなたはどうなっているか。
信じられないくらいスッキリしてると思う。
そしてなぜだか「今日も1日頑張ろう」という活力に満ちているのではなかろうか。
「なにこれまじ?ノートに適当に字書いてただけやで?」
そう思うと思う。
やるべきことがクリアになっている感覚というか、
悩みがスルッとなくなっていく感覚というか。
そんな感覚があなたを包んでいれば、ジャーナルは大成功だ。
ぼくの場合は、上記の効果に加えて、明らかに仕事の処理速度が上がった。
いままで「なんかボヤッとしてるなぁ」という感覚があったが、それが取り払われた感じがしている。
その結果、会社で評価がが上がり、昇進して、給料もハチャメチャに上がり、宝くじも当たって人生ウハウハ・・・
なんてことはないし、評価も変わらないけど、それでも仕事をしている時の集中力と仕事を終えた時の「やりきった!」という充実感は以前と比べて何倍も高まっている感覚がある。
そして気がつくとストレスもかなり軽減できている。
結果的にかなり仕事を楽しんで進めることができているのである。
すごい。
しかもこれなにがすごいって、別に習慣として長く継続しなかったとしても、1回くらいお試しでチャレンジしたとしても、しっかりと効果を実感できちゃうんだからほんとにすごい。
なんでジャーナルだけでそんな効果がでるの?
なんでそんな効果が得られるのかも併せて書いておくから、「なんかうさんくせぇ」と思ったら、ここを読んでみて欲しい。
ジャーナルに絶大な効果があるのは、以下の4つの理由があるからだ。
1. 思考の整理ができるから
ジャーナルを書くことで、頭の中に散らばっている思考や感情が具体的になる。このプロセスが、曖昧だった感情や考えを整理するのに役立つのである。不安なことや、嫌なことがあると頭の中でその思考がグルグルし続けることがあると思うが、ノートに書き出すことで、そのグルグルを止めることができるのである。
2. 感情を解き放てるから
ジャーナリングは、感情の「カタルシス(浄化)」とも呼ばれる効果をもたらすんだとか。感情を外にアウトプットすることは、感情的な負荷の大きな軽減につながる。友達とかに話を聞いてもらってスッキリするのと仕組みは同じだ。
3. イイ感じの脳内物質が出るから
そもそも何かを書くこと自体が気持ちのいいことなのである。書くことで、セロトニンやドーパミンなどの「快楽物質」と呼ばれる神経伝達物質の分泌を促進することがあると言われている。
4. 気がついたら問題が片付いているから
ジャーナルを書くことで、自分が抱えている問題や課題を具体的に書き出すと、頭の中だけで考えるよりも解決策を見つけやすくなる。ジャーナルを書き続けている途中で、問題の本質や、対処法が見えてくる、なんてことも結構ザラにあったりするのだ。
こんな感じである。
なんとなく「あぁ確かにこういう理由があるなら効果出そう」と思ったでしょ?
そうなんですよ。だから早く始めたほうがいいって言ってんのよ。
まとめ
朝の時間を使ってA5のノートに文字を書く。
分量は3ページ分。
内容はなんでもいい、まじでなんでもいい。
これだけ。
ほんとにこれだけでスッキリするしストレスも取れるから。
ぜひやってみてください。
やった効果とか「俺は、私はこんな感じで実践してるよ」みたいな情報も是非是非いただけると嬉しいです。
ではでは今日はこんなところで。
また明日。