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社会人こそ、もういちど自己分析を本気ですべき。「人生の勝算(前田 裕二 )」を読んで

こんばんはです!あなぼりです🤩暑くなってきましたね~。通勤のシェアサイクルで、すでに汗だくです💦💦

本日も書籍レビューです。最近読んでくださる方が増えて、がぜんやる気💨が出てきています(もちろん自分の市場価値を試すための転職などの行動もやってますよ。詳しくは後日の記事で。)

本日の書評のお題は、「人生の勝算(前田 裕二 )」です。タイトルだけ見ると、超意識高い系の本のように思えますが・・・

内容はすごく誠実で、背筋の伸びる本でした。

下記のyoutubeなんかは、著者に対して、すごく誠実な印象を受けます。(それを演出することも意識されていると思います)

著者は仮想ライブ空間SHOWROOMを作り上げた起業家です。最近起業家の方の本をよく読んだりしますが、どこか世間離れしていて、ちょっと世界が違いすぎる・・・と思っていました。

前田さんは投資銀行→DeNA→起業という経歴で、スタートにサラリーマンをやっていることもあり、思考も、できるリーマンの究極系に近いと思います。

この本は自叙伝ですが、その波乱万丈・熱意モリモリのストーリーは書籍に譲るとして、このnoteでも大事にしている「抽象化した、だれでも明日から使えるポイント」に絞ってお伝えできればと思いますので、ぜひ参考にされてください🔅

それではいきましょう!

外資系銀行編 スーパーサラリーマンから学んだこと

前田さんは新卒で入社したUBS銀行で、スーパーサラリーマン宇田川さんに出会います。この人の話、すごく好き😁です。当たり前のことを人の何倍もの熱量で行うことが、結局の近道という話です。

まとめると、営業成績NO1宇田川さんがやっていたことは、以下のようなことになります

・とにかく人に好かれること
→何社も入っているビルの受付の方に、「UBS銀行の宇田川さんだけは●●さんおはよう!と言ってくれる。あの人に言われるなら休日出勤もする」と言わせている
・一人でできることはたかが知れている。だから、チーム作りが一番大事。
→自分の1を10、100にしていくためには、
①人に好かれてサポートしてもらえること
②自分より周りに時間を使って最強チームを作ること
・当たり前のことを圧倒的熱量でやりきる
→挨拶する。誰よりも勉強する。日経新聞は隅々まで読む・・・

ズルいことしても稼げばよい、自分さえよければ周りは関係ないなど、コスくなりつつある世の中ですが、上記のような当たり前を突き詰めることが大事という信念はすごく自分の糧になりそうです。誠実に生きることで周りにも優しくなれるかもしれないですね😊

人生の勝算=人生のコンパス👁‍🗨を持つこと

本書でもっとも前田さんが伝えたかったことは、

人生のコンパスを見つけること。

と理解しています。

徹底的に自己分析し(就活では自己分析ノートを30冊やったとのこと)、人生の価値観、目指す方向性を明確にすること。これに尽きるということでした。

自分の人生は何をなすためにあるのか?
何に感謝して死んでいきたいのか?
どんな価値を世の中に提供したいのか?
どんな人と暮らしたいのか?
・・・

本気で向き合いきることで、何があっても、
私はこういう人生を送りたい」
と言い切れるようになれば、もう怖いものは1つもないのかもしれません。
ちょうど、市場価値をしりたくて、自己分析をしている私としては、今一度就活の時以上に、向き合ってみようと思えました。

それを感じられただけでも、本書を手に取った価値があったと思っています。

(余談)よなよなエール🍻🍻が売れる理由~ファンビジネス~

もう1つだけ、本旨ではないエピソードですが、

よなよなエール井出社長は、ファンイベントを定期的に開催し、そこで商品企画案を募ったり、コスプレをしたりファンづくりを積極的に行っています。この余白を一緒に埋めることがコミュニティをつくり、ビジネスを成功に導く。

これ、今のオンラインサロンビジネスと同じですね。商品の質やデザインなどで差別化が難しくなったがゆえに、「誰が売っているか?」「自分がどう関与しているか?」などストーリーが商品の販売に求められているということでした。

たしかに、自分がコメントしてできたお酒なら、無条件に買いたくなっちゃいますよね✨
コミュニティをつくり、商品開発などの余白をつくることで、ファンになってもらう。こういうプロセスも一緒に楽しむことが今の商売には必要だということでした。

noteで書籍レビューするかたもたくさんいるでしょうから、そのなかで「あなぼり」だから読む!という理由づくりを考えたいなと思いました。

ではまた!今日は遅くなりましたが、明日も更新できるように早起き目指します!今週も頑張りましょう~

ちなみに、前田裕二さんの著作では「メモの魔力」のほうが有名で、こちらは70万部(!!)越えの超ベストセラーです。スキ💗が多かったら、レビューを書きたいと思います。

ではまた!暑いので、水分補給を忘れずに~

↓ぜひ書籍も読んでみてください。熱くなるようなエピソード満載です。

前田 裕二 さんはどんな方?


経歴は以下になります。


SHOWROOM株式会社代表取締役社長
1987年東京生まれ(同世代でした😄)。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入社。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。株式市場において数千億〜兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。その後、0→1の価値創出を志向して起業を検討。事業立ち上げについて、就職活動時に縁があった株式会社DeNAのファウンダー南場に相談したことをきっかけに、13年5月、DeNAに入社。同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年8月に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。同月末にソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。現在は、SHOWROOM株式会社代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。


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