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早起きの公式を探す夏

季節季節で思い出すことはいろいろあるが、夏の想い出のひとつに朝のラジオ体操がある。

わたしが通っていた小学校では、夏休みに入ると朝6時半か7時ごろからグラウンドでラジオ体操がおこなわれていた。
参加するとカードにスタンプを押してもらえて、スタンプが貯まるとお菓子の詰め合わせがもらえたと記憶している。

お菓子に興味のない冷めた小学生であったが、母親に叩き起こされ、母親に引きずられ、お菓子の詰め合わせがもらえる程度にはきちんと参加していた。(むしろ母親がまじめだったのだ)。

noteにも何度も書いているが、わたしは朝が苦手である。
朝自分で起きられた試しがない。

母親に叩き起こされ、妹から「おいアラームうるせえわいい加減にしろ」と怒鳴られて起きるのが常であった。

高校生の頃おつき合いしていた彼からは「明日◯時に起きる」と3回ぐらいつぶやいたら起きたい時間に起きられると教わったので即実践してみたが、翌朝もいつもどおりの始末である。

部活の大会やら入学試験、旅行など、ぜったいに寝坊できない前日の晩は地獄である。
大会や入試に緊張して眠れないのではなく、寝坊が怖すぎて眠れない。
「万全のコンディション」でそうしたイベントに参加できた覚えがない。

結婚してからも、通勤のある仕事をしているあいだは夫に起こしてもらってなんとか寝坊を免れていた。

∽∽∽

筋金入りの夜型体質はフリーランスであっても不便だ。
したがって早起きには幾度となくチャレンジしているのだが、チャレンジの数=挫折の数である。

ところがここ1週間ほど、夜いつもより早く眠たくなるようになってきた。
おそらく昼の暑さでHPが消耗されているのだろう。
このチャンスを逃してはいけない。
眠たくなったら即ふとんに入るようにしている。

しかしだ。
早くふとんに入ったぶん、睡眠時間が伸びているだけという残念な有様である。
おそらくこの暑さで浅い眠りがだらだら続いているだけなのだろう。

数えてみると、今年はわりといろんなことを習慣化できている。
起きてすぐの「ベッドメイキング」ならぬ「ふとんメイキング」とか。
瞑想、ストレッチ、体重測定。
それに散歩。
最近は少なくとも週1回はジムにも行けている。

なのに早起きだけがどうにも習慣にできない。
甘えだとか気合いが足りないといわれたらそうなのかもしれないが、眠たくなる時間がどうにも遅いのだから、早く起きるのも難しい。
ひと晩徹夜して無理やり直そうとしてみても翌日にははい、元どおり。

…わたしが早起きを習慣化できた暁にはおそらく本1冊書けるぜ。

∽∽∽

でもね、わたしいつか早起きできるようになると信じている。
もしかしたら加齢によって自然に早起きになるかもしれないけれど、でもそうなる前に。

だってわたし、長年抱えていた相当ひどい便秘を解消できたのだから。
乳製品や食物繊維をとるとか、整腸剤を飲むとか、当時ネットに書かれていた情報を試しつくしても改善できなかった便秘を解消したのよ。

水を1日2L飲むという方法で。

正確には「水2L+整腸剤+水溶性食物繊維(海藻などに含まれる食物繊維)」なのだけれども、便秘という難題に対して自分なりの公式を発見した実績がある。

早起きだって、どこかに「わたしの公式」があるはずだ。
探そうぜドラゴンボール。
探そうぜわたしの公式。

明日も公式探しは続く。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが長年解決できない問題は、なんですか?

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