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逆時差ボケに耐えた1週間

嘘か真かはわからないが、夜型体質は時差ボケしにくいという。
そして時差ボケは、時差5時間以上ある国・地域へ移動する場合に起こりやすいらしい。

わたしは紛うことなき夜型体質だが、経験のある時差はMAXで5時間で、そのときはまったく時差ボケしなかった。
したがって時差ボケの症状を体感として知らないのだが、なんだかこの1週間は時差ボケ状態に近かったように思う。

おそらく、おもな原因は早寝(早起き)だ。
今まで何度も何十回も失敗してきた早寝早起きに再挑戦しはじめて1週間(厳密には8日)が経った。目標時刻にふとんに入れない・起きられない日もあるけれども、ふとんに入る時間はできるだけ30分以内の遅れで留まるように努力している。そして起きる時刻も、どんなに眠たくて二度寝したくても、耐えてがんばって起きるようにしている。

今までは眠たくなったらふとんに入り、とくに予定がなければ目覚ましもかけず自然と目が覚めた時間に起き、二度寝もばりばりしていた。
ところが今は、まだ1週間だけど、おおむね一定の時間にふとんに入り、予定がなくても目覚ましをかけて二度寝もできるだけせず、一定の時間に起きるようにしている。つまり、まだまだ寝る時間は遅いとはいえ、ランダムだった睡眠リズムが一定のリズムを刻みはじめている。

この1週間、わたしの脳みそと体が「なんだかおかしいぞ」と異変を察知し、ホメオスタシスが働いたのではないだろうか。
もちろん天気やホルモンバランスなどほかの要因もあるだろうけれど、それはもう1日中眠たかったし、頭は働かないし、だるいし、胃腸の調子もあまりよくなかった。Googleによると、これらの症状はすべて時差ボケの症状だ。

もとはといえば従来の生活が慢性的な時差ボケ状態で、今は一般的に正常とされる体内時計に調整中なだけなので「逆時差ボケ」と表現するほうが正しいのかもしれないが。

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昨日までひどかった逆時差ボケ。
今日はすっかり治ったかのように昼間もシャキッとしていて、なんなら1ヵ月ぶりにジムで筋トレできるぐらい元気な1日を過ごした。ありがたい。

昼間どんなに眠たくても意地でも昼寝はしないようにしているからか、夜もう1回ちゃんと眠気の波が来てくれるようになった。これも非常にありがたい。

そして寝る時間と起きる時間がだいたい一定になってきたので、1日のスケジュールも立てやすい。そりゃそうだ。

こういうよい兆しがみえてくると、俄然がんばれそうな気がしてくる。目標は年内のうちに「一般的な」生活リズムにシフトすることだ。残り4ヵ月かけて、すこしずつ睡眠の時間帯を前にずらしていこうと思っている。

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…今まで万年夜型から抜け出せず、いくらフリーランスとはいっても居心地の悪い思いをずっと抱えてきた。というか、夜型でもなんとかやっていけるのがフリーランスだと思っていたけど、やっぱりやりづらいことに気づいた。

それでも、夜眠たい人に「3時まで起きていなさい」とはいわないのに、なんで朝起きられない人ばかり「8時半までに登校・出社しなさい」っていわれなきゃならないんだろう、と心のなかで屁理屈をこねていた。
仕方がないのだ。朝型がマジョリティなのだから。そのなかで夜型でもなんとかやらせてもらっているだけありがたいと思わねばならん。
どうしてもそれが嫌なら、働かなくてすむ道を選ぶか、夜勤の仕事に就くか、夜型でも何型でも構わないのでうちで働いてくださいといってもらえる人になるか、いずれかだ。

夫にまで「あなたの生活リズムは人の道を外れている」といわれ、いよいよ腹が立った。夫にも自分にも。

ようやく1週間、変化の兆しがみえてきた。
しかし、たかがまだ1週間。一瞬たりとも気が抜けない。ここで気を抜けば一気にまた夜型に逆戻りするだろうし、おそらくわたしが諦めない限り、気の抜けない戦いがずっと続くと思う。

記録として残しておこう。
今はいけるところまでやってみたい気持ちだ。
果たして来週、1ヵ月後、3ヵ月後、どうなっているのだろうか。

そんなことを思いながら、今日もふとんに入ります。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが今チャレンジしている習慣化はなんですか?

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