【詩】ブルーライト
暗がりを照らす液晶画面のブルーライト
見せかけと子供騙しが詰まった光の中
吸い寄せられるように
食い入るように
見つめている
息が詰まるくらいの刺激的なシャワーを浴びまくって
どんどん どんどん
深みにハマっていく
消し去られた記憶の彼方から引っ張り出した代物は
ガラクタばかり
でも、今じゃそんな粗末なモノたちが
真っ暗な闇の中、真っ青な光線を纏ったボックスの中 佇んでいる
喉から手出る程求めた 暇つぶし用の玩具たち
うんざりしてしまう程の刺激的なシャワーを浴びながら
ぐるぐる ぐるぐる
スパイラルに迷い込んでいく
一度味わったのなら
二口目のおかわりをねだり
ついには三回目の最後の一滴が 身体を蝕むことに
未だ気づかないまま