散歩途中でかぼちゃをひろった話
ウォーキング途中、見つけたのだ。畑に、かぼちゃがたくさん転がっている。ざっと見た感じ30~40個。「ご自由にどうぞ」と書いてある。これはありがたい。この物価高のご時世に、とてもとても助かる。あざっす!
瞬時にレシピをいくつか、考える。かぼちゃの煮物。スープ。サラダ。天ぷらもいいな。しばらく我が家のメニューは、かぼちゃ祭りだ。そうすると、腐らない程度に、いくつ持っていったらいいだろうか。
かぼちゃの大きさは大・中・小それぞれある。形は、まん丸、いびつ、いぼのようなぶつぶつがあるものも。農家さんが、売るには、ちょっとこれは…といったところだろうか。
「あなたが欲しいのは、大きな美しいかぼちゃですか?」「それとも、いびつで小さなかぼちゃですか?」脳内で『イソップ物語・金の斧銀の斧』の神様が聞いてくる。
もちろん、両方だ。できれば、中くらいのものもいただきたい。しかし、大きなものは1個、2キロ弱はありそうだ。家まで手で持って運ぶには2個が限界。とりあえず、大と小を2個持って帰る。
帰宅後すぐに、電子レンジで2分くらい加熱する。そうしたほうが包丁の入りがすんなりいくのだ。ぱかっと割る。黄色が美しい。
かぼちゃをレンジで加熱し粗くつぶす。ひじきとレンチンした枝豆、だし汁、しょうゆ、マヨを加えてサラダを作った。これは家族みんな「うまい」と高評価。
次の日の散歩。行く前からすでに頭のなかは、かぼちゃのことでいっぱい。まだ、畑にあるはず。
まだまだ、たくさんあった。「ご自由にどうぞ」の紙が強風で裏返って見えなくなっており、誰も持ち帰っていないようだ。良かった。ありだかく、中の大きさのものを2個いただく。
今度は、かぼちゃスープだ。かぼちゃを一口大にカット、みじん切り玉ねぎと野菜だしで15分煮る。そして、ミキサーへ。
最近は朝、冷えるのであったかいかぼちゃスープも出す。これも好評。良かった、散歩して。散歩日和、かぼちゃ日和の毎日。農家さん、かぼちゃを捨てないでくれてありがとう。
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