【イケ麺になりたい!】そこら辺の男子大学生がパスタ打ってみた①麺こね編
ママンの指の調子が、ここのところよくないらしい。今日の夕方もそうみたいで、米をとぐのもつらいらしい。。。もう歳かな、、、とか弱音を吐くことこそないが、つらそう。家事にも支障をきたすようでは、ちょっと心配。
と、いうわけで、いっちょ、夕飯は息子の私が作って進ぜよう!!と久しぶりに台所に立つことに!「米は2合やで」と二階から叫ぶママンをしり目に、私は冷蔵庫から秘伝「デュラム・セモリナ粉」を取り出す。これは学部のパスタに詳しい教授(フランス文学)から譲り受けたもので、細かいことは知らんが、とにかくパスタに最適の小麦粉らしい。イタリアでは巨大な太い腕をもつマッマが毎日この粉でパスタを打っているらしい。
みよ、黄色い。これが秘伝「デュラムセモリナ粉」である。この黄色がパスタの色味につながっているのだろうか。その香りは、暖かく太陽が照るカラッとしたイタリアの大地のよう(※筆者はイタリアに行ったことがありません)。
とにもかくにも、今日の私は米などとがないし、炊かない。男たるもの、夕飯の選択肢は一択!パスタを粉から作るのだ!!
今回はママンと私とで二人前。
秘伝「デュラムセモリナ粉」100gに、普通の小麦粉120gを加え、そこに卵2個とオリーブオイル、塩を適量入れ、あとはひたすらこねる。
秘伝「デュラムセモリナ粉」の割合が高ければ高いほどこねるのが大変になるんだって。5割でもかなり力が必要。つい手が滑った私は普通の小麦粉を多くしてしまう。「あ~、ざんねんだな~俺なら7割でも打てたんだけどな~あ~手が滑っちゃったからなあ~しかたないな~」
台所で楽しそうに独り言を言いながら、こねていきます。
最初、生地は手にくっついてくっついて仕方がありません。
指と指の間に入り込んで離れようとしないのです。
「はっはっは、コラコラ・・・。甘えん坊だなあ。。。」
突き放しても突き放しても離れたくない、と言い寄ってくる秘伝「デュラムセモリナ粉」たち。モテる、ってこういうことなのかしらん、とかあほなことを考えながらこね続ける男子大学生(25)()。
すると、たちまち生地は指から離れてゆく。
こね続けると指につかなくなっていくのはパン生地とおんなじね。そしてピント合ってないね~。
このピントでさらにこねていきます。ここからが長い。最初のベタベタ期なんて一瞬。あとは指と生地はつかず離れず、適切な距離。心地よい関係。これもまた恋愛と一緒かしら。。。。
ピントの合ってないたとえ話を思いつきつつピントの合わない写真を撮りながらこね続けること20分以上・・・。
良い感じ。味はピンボケになりませんように。
サイズ感的にはこんな感じ。もっちり、というよりはしっかり。きびだんごみたいです。これを冷蔵庫で30分以上寝かします。そうすることで、腰のあるおいしい麺になるんだって~。
寝かしている間に、今度はソースを作ります。
ソース編は次回。パスタは無事夕飯の時間に間に合うのか・・・?!お楽しみに!
ソース編はこちら