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庭を撮る丨我が家の植物たち


自己紹介記事で、斜面の庭を作っていると書いたので、今回は庭に植えている植物の一部を紹介していこうと思います。


イチジク カドタとビオレソリエス


大好きなイチジク。庭で採れたらさぞ楽しいだろうと昨年5月頃に植え付けました。
品種は黒いダイヤモンドと呼ばれる『ビオレソリエス』と、天然のジャムのような食感の『カドタ』です。

どちらも味、香りともに評判の良い品種を植え付けました。当初の樹高は40cm程、ひょろっとした棒が地面に突っ立っている感じ。
それから約一年半経ち、どちらも樹高180cm位まで成長し、葉は一枚一枚が顔より大きく展開しています。
どなたかのブログに葉が大きくなりすぎるのは良くないと書いてあったのですが、どうなんだろう。

カドタ
カドタの葉は丸みがある

「これがカドタだ!」という感じで写真を上げていますが、正直数日前までビオレソリエスとカドタを取り違えていました。

どんどん出てくる果実の芽を観察していて、なんかおかしい…白イチジクのはずのカドタのほうが目の部分が赤い…と疑念を持ち、それぞれの品種の葉の形など調べてみた所、どうも取り違えていたようだと気が付きました。
一年半も間違えてた…すまん、イチジクたち。

ビオレソリエスとサルビアラベンダーセージ
ビオレソリエスは葉のギザギザがはっきりしてる

どちらの品種もまだ味見すら出来ていないのが寂しいところ。実はどんどん付くのですがどれも未熟なまま落果してしまいます。
やはり葉が大き過ぎるのが悪い?肥料の成分が悪いのか?とか色々考えつつ、やっとこさカドタの実が一つ熟し始めてきた…!!と思いきや、

食われとるがな

鳥につまみ食いされてしまいました。

逆に考えれば、これまで鳥さえ見向きもしなかったのが、遂に味見してもらえるくらいにはなってきたということで…良しとしましょう。

イチジクは大好物なのでどちらの品種も早く食べてみたい気持ちで一杯ですが、ひと先ず葉っぱの香りだけで満足出来るくらい葉の香りが良いので、枝先からふわりと立ち昇る匂いを嗅いで楽しんでいます。
お茶や入浴剤にも使えるらしいから、試してみようかな。



西洋ニンジンボク


西洋ニンジンと何の関係もないけど、葉の形が似てるからってことで西洋ニンジンボクと呼ばれているらしいです。私ならそんなネーミングされるのは嫌だなぁとえも言われぬ気の毒さを感じます。
例えば、どんなに綺麗な人でも『佐々木希ニンゲン』とか『今田美桜ビト』とか言われたら「うーん」となるでしょうが、こと植物のネーミングに関しては人間の雑さはとどまるところを知らないようです。
そんな西洋ニンジンボク、葉はイチジクよりもかなり小さくて10cm強くらい。子供が手を広げたような五枚葉。青い小花は意外と花期が長くて嬉しいです。

西洋ニンジンボク
ここ数週間、蜘蛛くんがお住まい


ユーフォルビアブラックバード


『洋書に出てくる小洒落た庭の定番品種』という品種紹介を読んで、ほぅ…となり植えてみたユーフォルビア。徒長もしないので株姿が全く崩れず、ゆっくり地味に成長してくれるので剪定もほとんどいりません。渋めのカラーリーフが強風にも負けずしゃっきりと立ち上がっていて、とても綺麗です。なんて優等生なんだろうか。
だが、花を咲かせはしないのだろうか。今後も見守ってみます。

ユーフォルビアブラックバード
確かにオサレなお姿

バラ チェリーボニカ


バラは今のところチェリーボニカとビブレバカンス!(品種名に!が入っている)の2品種植えてるけど、流石に無農薬は厳しそう…
夏場、盛大に咲いていたのに、秋になって涼しくなってからゾウムシたちの猛攻に遭っています。
秋バラの前に一度農薬散布しようか…嫌だなぁ…と悩んでいるところ。

ピンボケしてるけど、
この蕾の穴の中にゾウムシの野郎が潜んでいた。
ちきしょー

夫に、
ゾウムシは新芽や蕾だけを狙って卵を産み付けて、新芽と蕾だけ枯らしてくるんやで、と話したら
いったい全体何が目的なんや!とぷりぷり憤慨していた。


オリーブ ミッション


この子は60cm くらいで植え付けたものが180cmくらいになった。直立性でよくしなる枝。
オリーブはこの他にワッガダルベルも植えてるけど、ミッションの方が成長は早い。
ワッガダルベルと比べると葉の間隔が広く、少し細長くて大きめのシルバーの葉。

風になびくミッション
なびきすぎてしばしば寝起きの髪型みたいになる


メキシカンセージと万年青


ネオンみのあるピンクパープルの、モールみたいな花が咲くメキシカンセージ。
可愛いんだけどとにかく巨大化するので少しやっかい。
3号ポットで買ったのに、気付けば株張りが120cm以上ある。
背もそれなりに高いので、傾斜地の上方に植え付けるとどうしても下段の植物に水が行き渡らないし、日陰を作ってしまう…
そういう訳で少し厄介に感じていたのですが、メキシカンセージの株元で夏の日差しが苦手な万年青がすくすくと綺麗な覆輪の葉を伸ばしていました。
案外共生してたんだなぁ、と感心しました。

メキシカンセージの株元の万年青
葉焼けもせず艶々


おまけ


お隣さんの塀からひょっこり飛び出て咲いてくるこの青い花。
何ていうんだろう。とても素敵なのです。
ひょっこりしてる花だけで結構見応えがあるから、きっと株全体をみたらさぞかし美しいんだろうなぁと夢想しています。


さて、今日はこのくらいにして、残りの植物(まだまだある)はまた次回以降に。
ではまた。

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