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1103 人との繋がりこそ、人生の豊かさ

こんにちは!
管理人の堀脇です。

【人との繋がりこそ、人生の豊かさ】

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ミニマリストとは、なんでもかんでもミニマムにする人。
というのは違います。

僕は時に、「人間関係もミニマムにしましょう」
と投稿しますが、誰でもかれでも切り捨てろという訳ではありません。
自分にとってマイナスの影響を与える人や、いつも愚痴や文句ばかり言う人、直感的に自分には合わないと思う人、
そんな人間関係は切り捨てても何の問題もありません。
向こうがどう思っているのかもどうでもいい。

自分の人生において、マイナスだと感じるならばそんな人間関係は早いうちに切ってしまい、
もっと大切にするべき人間関係に時間やエネルギーを使った方が人生が豊かになるというお話です。

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人生における豊かさとは、物ではありません。
昔から今の今まで、やはり人と人との繋がりです。

手放した人間関係の先には、またいつか新しい人間関係が生まれる。
手放した分、新しい出会いが生まれ、そこでまた自分にとってかけがえのない繋がりが生まれるのです。

つい先日、僕が管理しているfacebookコミュニティのメンバーが、
コミュニティから繋がったメンバーがリアルでお会いするということで連絡をいただきました。

僕は参加できなかったのですが、これはまさに僕が望んでいた形。
デジタルで繋がり、コミュニティという枠で出会い、そしてリアルでお会いする。
それはコミュニティを超えた繋がりで、僕が関与せずともそれぞれで出会い、繋がり、人と人との繋がりが広がっていく形。

始まりこそデジタルのコミュニティで、全然知らない人同士が、
「ミニマリスト」という共通項だけで繋がって、
初対面だけど共通項があるだけで、なぜか会話が弾む。

それはオタクの世界観のようなもので、共通の趣味のようなイメージで、
お互いに好きな物、興味関心があることで会話が盛り上がるようなものです。

この関係性、とても大切です。

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僕もミニマリストというライフスタイル、
コミュニティを通してたくさんの方とお会いできました。
これはSNSの賜物。

たかがSNS、されどSNS。
やっぱり使い方ひとつで、自分の人生を豊かにする人間関係の輪を広げることができるのは、テクノロジーの恩恵でしょうか。
だからこそ、ここにもミニマリズム。

《物には、感謝すること》

というのが大前提としてあるのです。

ただ、自分にとって大切な人間関係を、
なぜより大切だと思えるのか?

それは、不要な人間関係を手放しているからです。
物と同様、人間関係も、たくさんの不要に囲まれていたら埋もれてしまうのです。

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例えば、年末でどうでもいい関係の飲み会に誘われて、断れずに行く予定にしていたとしましょう。
時期は年末なので、急な帰省とか、旧友からの急なお誘いとかがあるかもしれません。

大切な人の急なお誘いに、行くことはできるでしょうか。

どうでもいい関係の人たちだとしても、一度約束をしたら断るのも勇気がいるものです。
もしかしたら性格的に断れないかもしれません。
そうやって大切な人のせっかくのお誘いを断ることになるのです。

これがまさに、大切な人間関係が、不要な人間関係に埋もれている代表例。
そもそも最初からどうででもいい関係の人のことなんか切っておけば、
お誘いなんか受けないし、予定が埋まらないし、断る必要もないのです。

物にあてはめて考えてみましょう。
不要な物に囲まれていると、本当に必要な物が埋もれます。
ましてや、自分にとって大切な物のことなんか考えることもないので、
結果的に埋もれている状況なのです。

でも、その不要たちを手放し、結果的に残したものたちはどんなものが残っていますか?
それらが必要な物たち。もしくは無いと困る物。

残ったものたちだけで、実は十分足りているのです。

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どれだけの物を手に入れても、そんな幸せは所詮天井が知れています。
大して価値がある物なんて、お金を払って手に入るならばこの世にはそこまで多くはないし、どうせ誰でも手に入れることができます。

だけど、上記に挙げた例のように、コミュニティから生まれたリアルな人間関係は、誰でも手に入るものではありません。
むしろ、自分にしか手に入れることができない財産であり、
リアルで出会い、一緒の時間を過ごし、顔を合わせて話したその瞬間は、きっと心に刻まれるほどに大切な思い出として刻まれるでしょう。

そのような経験を重ねることが、人生の豊かさに繋がるのです。
自分にしか積み重ねることができないことを、ひたすらに積み重ねること。

ミニマリズムの本質は、そこなのかもしれません。

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