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家族を愛せなくても

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大切だった家族がある日全員、敵になった。そこから私の「ホントの自分に還る旅」は始まった。家族への思いと心の葛藤、変容のプロセスを綴っています。
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#罪悪感

家族を愛せなくて苦しんでる人たちへ

家族を愛せなくて苦しんでる人たちへ

前回の記事で家族に対する思いに縛られている人について書きました。

今日は、その中でもうちょっと深堀したい箇所があったのでそのことについて書こうと思います。

人はなぜ家族を愛せないことにそれほど苦しむのか?

という部分です。

ここを注意して観察してみると、この言葉の裏には

「家族を愛せないことが苦しい」のではなく、

「家族を愛せない自分が許せないから苦しい」という深層が見えてきます。

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役を降りて

役を降りて

前回の記事で3年ぶりに家族と会った話をしました。

家族の中で演じていた役回りを降りた。

だから久しぶりに彼らに会っても以前のように心が動かなかった。

ここまでは前回書いた通り。

そうすることで私は何を得ていたのか。

そこに氣づきがあり、それが分かったことでさらに深い部分に持っていた私の生きづらさの根源を見つけました。

今日はそのことについて書きたいと思います。

私が家族の中で役割を演

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親への罪悪感が捨てられないワケ①

親への罪悪感が捨てられないワケ①

きのうの記事を読んでくれた友人から
「言ってることは分かるけど罪悪感が捨てれない…」というコメントをもらったので今日はそのことについて書いてみようと思います。

きのうの記事⇩

親への罪悪感が捨てられない理由はいくつかありますが、第一に自分が「捨てたくない」と心の底で思っているからです。

「捨てたい」と思っているのに、ホントは「捨てたくない」。

うそーん、ホンマに捨てたいと思ってるもん!

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親の価値観から抜け出す

親の価値観から抜け出す

生きづらさを感じる根本原因は、大人になっても「親の価値観の中で生きているから」というのが大きいんじゃないかなぁ、と感じています。

今、私がそこから抜けたからこそ強く思うこと。

私たちは幼稚園や小学校で初めて他者と触れ合うことで、それまで親から教えられてきた考えとは違うものがあることを知ります。

その時に「な~んや、こんな考え方もあるんや。こっちを選んでもええんや」と素直に思えた人はそれを行動

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