『旬楽』
また今日も、私達を買いに来る男がいる。
5人まとめて買われ、家に連れて帰る。
そして、その時間が来るまで放置される。
今夜の1人目が選ばれた。
まず、じっくりと服を脱がされる。
一枚ずつ剥ぎとり、瑞々しい肌が露わになる。
男は、欲求を抑え切れずに、噛みついてくる。
柔らかな肌から、溢れ落ちる甘さの虜だ。
このまま、2人目も楽しむに違いない。
「やっぱり、旬の桃は甘くて美味いなぁ」
#10行 #ショートストーリー #ショートショート #短編 #短編小説 #小説 #詩 #現代詩 #旬 #果物 #桃 #男 #食べ物 #放置 #服 #皮 #脱がす #みずみずしい #肌 #欲求 #噛む #柔らかい #甘い #虜 #楽しみ #美味しい #食事 #旬楽 #超短編 #スキしてみて