『左同』
全ての事において、凄くめんどくさがりなんだ。
好きな人が出来たって、好きだなんて言えない。
少しでもこっちを見てくれるように、願うだけ。
すっきりとした目覚めに憧れるも、現実は違う。
すっぽりと布団をかぶり、現実から逃げて行く。
素晴らしい才能だと評されると、冷めるんだ。
すっかり忘れ去られる日が近くなるだけだから。
砂のように流れる毎日には、焦りも感じない。
隙だらけの人生だろうな。脆くて危うい。
「す」で頭を埋めつくすなんて、イカれてるな。
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