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推しのいる日々⑥〜ZOO活1年生「腰痛だけど。今日もあの子に会いに行く」
口内炎が治ったかと思ったら。今度は腰痛である。痛いところが1つもない快適な目覚めなど、この年になったら望んではいけないらしい。
二度のぎっくり腰体験を経て、腰痛とも長い付き合いなので。口内炎同様「またか」といった程度ではあるが。今回は少々痛みが長引いている。
ちなみに、私のぎっくり腰。発症したのは、掃除機をかけている時と、顔を洗っている時の2回。「そんなことで!?」と思われるかもしれないが。ぎっくり腰の原因としては、どちらも比較的ありがちで珍しくないことらしいので。皆様も、掃除と洗顔の際にはお気をつけください。
そんな腰痛に悩まされている毎日。それでも、ウォーキング兼ZOO活は続けている。立ったり座ったりという動作の時に「アイタタタ」と悶絶することはあるのだが。幸い歩いている時はそうでもないので、時間がある限り、当然のように足を運んでいる。
行楽日和が続いていて、動物園は千客万来。休日は、レジャーを楽しむ家族連れや若者たちでいっぱい。平日は平日で、小学校や幼稚園、保育園などの団体さんで溢れている。
かわいい動物たちを前に、みんな笑顔で楽しそうだ。自分の大好きな場所が、他の誰かにとっても幸せになれる場所であることが。なんだかとても嬉しくて、心がほかほかする。
閑散期の平日の「え。もしかしてここにいるのは私だけ」というひっそりとした園内のドキドキ感(マジでちょっと怖い^^;)も悪くはないんだけれど。いかにも動物園らしいにぎわいもいい。
最近は、チンパンジー達の動きが活発で。その運動能力に感動しつつ、じゃれ合う姿が楽しくて見飽きない。派手さはないが、プレイリードッグの癒し効果もすごい。
夏の間、閑散としていることが多かったあの子の飼育舎の前も、連日の人だかり。初見と思われる方々から口々に「かわいい♡」と言われているのを見ると、思わず頬が緩む。
「ですよね〜。そうなんです。うちの子かわいいんです♡」「この子、そこがお気に入りの場所なんですよね〜♪」などと心の中で語りかけている。
まだまだ、ZOO活歴半年のニワカのくせに。すっかり保護者気取りである。十年以上通い続けているのであろう常連さん達が、特別な感情であの子たちを見守っているのも当然というもの。
そして、今日もまた、たくさんのボランティアの方が、園内のお掃除をしたり草刈りをしたり。毎度ながらその姿に頭が下がる。こうしていつも園を支えてくださっていることに、感謝、感謝、感謝です。
虫がダメだし。アレルギーで草木もダメだし。腰は悪いし。とにかく不器用で、何をやっても役に立ちそうにはないのが悲しいけれど。何か、こんな私にもできることはないものだろうか。今はまだ「ただのファン」でいたいけれど。ZOO活初心者を卒業したら、ちょっと真剣に考えてみよう。
たくさんの人達の見えない努力に支えられて、今日も私はあの子に会いに行く。せっかくの爽やかな季節。腰痛なんかに負けてはいられない。