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映画ノート

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気になる新作や思い出の映画についての覚え書きです。
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2024年8月公開の気になる映画予告編

映画館へ行くと、気になる映画のチラシを集め、映画上映前とか、帰宅時の電車の中で読み、家に着いたらYoutubeで予告編を見てみるのがルーティーン。それが次回見る作品になる場合もあれば、そこで終わりな場合も。 とりあえず気になった、2024年8月公開の気になる映画予告編をいくつか挙げてみます。まずは9日公開の『ブルーピリオド』、美術系傑作マンガの実写化で、主演は『エルピス-希望、あるいは災い-』の眞栄田郷敦さん。脚本はドラマ『17才の帝国』の吉田玲子さん。 続いても9日公開

11月公開の気になる映画を挙げてみた件

週一で映画館に足を運ぶ新習慣を続けていますので、11月公開(中)の映画もチェックしました。 [10月28日公開] 『アムステルダム』 世界の歴史を変えた陰謀の裏側を描くクライム映画。豪華キャスト出演で、本年度アカデミー賞有力候補とか。 『警官の血』 佐々木譲さんの警察小説を韓国で映画化。警察組織の闇を描いたクライムサスペンス。 [11月11日公開] 『すずめの戸締まり』 『君の名は。』『天気の子』の新海誠監督による新作アニメーション。 主人公の声を担当するの

10月公開の気になる映画を挙げてみた件

週一で映画館に足を運ぶ新習慣を続けていますので、来月公開(中)の映画もチェックしました。 [9月30日公開] 『アイ・アム まきもと』 英伊合作映画を原作にした、阿部サダヲさん主演のヒューマンドラマ。監督は『初恋の悪魔』の水田伸生さん。 『四畳半タイムマシンブルース』 森見登美彦さんの小説『四畳半神』と劇団ヨーロッパ企画の舞台『サマータイムマシン・ブルース』のコラボ小説をアニメ化。アニメーション制作は『夜は短し歩けよ乙女』『映像研には手を出すな!』のサイエンスSAR

9月公開の気になる映画を挙げてみた件

連日の大雨のため、週一で映画館に足を運ぶ新習慣の第7弾は実現せず。仕方がないので、来月公開の気になる映画をピックアップしてみました。 [9月1日公開] 『ブレット・トレイン』 伊坂幸太郎さんの原作を、デビッド・リーチ監督が映画化。ブラッド・ピット主演のクライムアクション。日本の列車が舞台。 『さかなのこ』 さかなクンの自叙伝をフィクションを交えて沖田修一監督が映画化。主演はさかなクンと『あまちゃん』でも共演したのん(能年玲奈)さん。 [9月9日公開] 『グッバイ

映画日記『ゆるキャン△』

週一で映画館に足を運ぶ新習慣の第3弾。劇場版アニメ『五等分の花嫁』、『メタモルフォーゼの縁側』に続いて今回は、映画版『ゆるキャン△』でした。 原作とアニメ版は少し、ドラマ版は全て見ています。映画版は、事前に公式HPと予告編をチェック。女子高校生だったメインキャストたちが社会人となり、皆でキャンプ場を作ろうとする、ぐらいの知識で見に行きました。 各キャラクターの性格は基本的には変わらないものの、リンがめちゃめちゃ仕事していたり、なでしこがリン以上のキャンプ通になっていたり、

6月公開の気になる邦画予告を集めてみた件

先月から始めた、月毎の気になる邦画予告まとめ。近年、映画館に行く機会が少なかったのですが、これではいけないと毎月1本は観ることを自分にノルマとして課しました。先月は『シン・ウルトラマン』を観て納得の作品でした。 とりあえず、先週の邦画観客動員数ランキングの振り返りから。1位から順に『トップガン マーヴェリック』、『シン・ウルトラマン』、『五等分の花嫁』、『名探偵コナン』、『クレヨンしんちゃん』、『死刑にいたる病』、『大河への道』、『呪術廻戦 0』、『流浪の月』でした。 2

実物大ガンダムと映画『シン・ウルトラマン』

νガンダムの実物大立像を設置する「ららぽーと福岡」が4月25日にオープンしてひと月。そろそろ落ち着いた頃かなと思い、見に行ってきました。ついでに、映画『シン・ウルトラマン』も観てきましたので、その話も少し。 西鉄電車で近年、特急も止まるようになった大橋駅。ここは福岡市の中でも、西新や香椎と共に副都心に位置付けられ栄えています。個人的にも、もつ鍋の「やま中」に通ったり、九州芸術工科大学(現九州大学)の社会人講座で、小津安二郎監督の作品について学んだりと、懐かしい場所。 駅前

5月公開の気になる邦画予告を集めてみた件

「ゴールデンウイーク」とは、映画業界が観客動員のために作った宣伝文句なのはよく知られるところですが、人が多過ぎる場所はあまり好きではないので、映画館で映画を見るのなら、連休明けに行くことにしています。 まずは、現在公開中の観客動員ランキングを見てみましょう。1位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』、2位『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』、3位『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』、4位『劇場版 Free! the Final Stroke 後編』

ゴールデンタイムに映画枠があった時代

本を読む人にも様々なスタイルがあって、精読と速読、あるいは小説など一つのジャンルをメインに読む人から、一人の作家を集中的に追う人、様々なジャンルの本を気が向くままに手に取っていく乱読派まで。一長一短はあるでしょうが、自分は乱読派でした。 最近は配信&サブスクの発達で、映画・ドラマ・本・漫画・音楽といったものが、手軽かつすぐに鑑賞することができますが、無限ともいえる作品群の中から選ぶとなると、どうしてもそれまでの嗜好に合ったものを選びがち。かつての歌番組で、嫌々ながらでも演歌

『ローマの休日』の本当の意味とは

先日のNHKのバラエティー番組『日本人のおなまえ』は、「映画タイトル!大ヒットの法則」というテーマで、名作『ローマの休日』(1954年日本公開)が取り上げられていました。 原題の「Roman Holiday」は、「他人を犠牲にして得る娯楽・利益」という慣用句で、古代ローマにおける奴隷たち同士の剣闘を、ローマの民衆たちが見世物として楽しんでいた史実に由来するとか。 作品とはまるでイメージが違うそんなタイトルの背景には、脚本を担当したダルトン・トランボが、米国で吹き荒れた「赤

デーティングより告白!?恋愛映画3選

恋愛のスタートが「告白」というのは、万国共通というわけではなく。欧米などでは「デーティング」と呼ばれる、友達以上恋人未満な“お試し期間(SEX含む)”を経て、恋人関係へと移行するようです。 司馬遼太郎さんの名作『竜馬がゆく』には、坂本竜馬が帰郷した際、町娘に夜這いに行くシーンがあります。明治以前には広く行われていた夜這いという風習。男女関係における性の在り方として、本能に即した自由と合理性があったようにも思いますが、残念ながら現在では廃れてしまいました。 一方、現代日本の

「遺言」がキーワードの映画3選

4月15日は「遺言の日」。「良(4)い、遺言(15)」の語呂合わせで決まったそうです。遺言をあまり残さないといわれる日本人。法務省の調査では、75歳以上で自筆証書遺言を作成したことがある人は6.4%、公正証書遺言を作成したことがある人は5.0%だそうです。 遺産相続を巡る、遺族たちの骨肉の争いを避けるためにも、遺言を作成するのがベターではありますが、逆にその遺言が元でトラブルが生まれることもままあることで、映画やドラマの格好の材料ともなります。 有名なところでは、横溝正史

吉田拓郎から三浦春馬まで「出演映画・ドラマ」

長嶋茂雄さんがプロ野球デビューし(1958年)、台湾の蒋介石が亡くなり(1975年)、 森喜朗総理大臣が誕生した(2000年)4月5日。この日に生まれた人たちの出演映画・ドラマを挙げていきます。 まずは、プロ野球選手からタレントに転身し、最も成功を収めた板東英二さん。ドラマ『金曜日の妻たちへII』(1984年)や映画『父』(1988年)など、俳優としても大活躍。ここでは、チョイ役ながら、『あ・うん』(1989年)に続いて、高倉健さんと共演した『鉄道員(ぽっぽや』(1999年

意外に穴場!?「図書館キス」映画3選

4月2日は「図書館開設記念日」。 1872年のこの日、日本初の近代的図書館「書籍館」が設立されたことに由来します。また、同日は「国際子どもの本の日」でもあります。 話は脱線しますが、ファーストキスの場所はどこ?という某アンケートによれば、上から順に、家・公園・学校・ホテル・海・イベント・飲食店・山・会社・映画館とあります(全制覇)。学校ですと、放課後の教室・部室・体育館倉庫・屋上、そして図書室あたりでしょうか。 人影まばらな図書館の書棚の陰、皆が静かに本を読んでいるのを横