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2023年よかったもの(本)



ジャンル分けは、よく利用する図書館を参考にした。
図書館の日本十進分類法(NDC)

私は、図書館のヘビーユーザー。毎週図書館に行っている。
家から図書館が近い。
近いのは、正義。
図書館読書を続けられる環境にある。
恵まれていると思う。

2023年は、今までで一番本を読んでいる。
図書館のマラソンを見ると、年間300冊以上読んでいた。
1割は、借りれる時間の関係で、そんなにじっくり見ていないと思う。
軽く見て返却といった感じ。
更に、その他、Kindle unlimited、オーディブル、たまに本を買ったりしている(図書館の予約数が多い時など)
なので、年間400冊ぐらい読んでいると思う。
そんな私が、2023年読んだ中で、よかった本をまとめてみた。
では、スタート。

_0総記

・まなの本棚
→芦田愛菜さん、紹介本を結構読んだ。
 特に、図鑑系を手に取るキッカケになった。
 色々読んでいて尊敬。

・花火の図鑑
→芦田愛菜さん、紹介本。
 2023年は花火を見る機会が多かった。
 それだけ人が集まれるように回復してきたという証だとも思う。
 いろんな花火が載っていて面白い。
 妻が花火好きなので、面白かった。
 古めの本。リニューアル版期待。

・小学館NEO 星と星座
→芦田愛菜さん、紹介本。
 2023年は星や星座をよく見た。花火もそうだが、よく上を見る年だった。
 佐久市のうすだスタードームや、長野市博物館で、大きな望遠鏡で色々星を観測した。
 そういった体験の後に、この図鑑を見ると、頭にすぐに入ってくる。
 おかげで季節の基本的な星座はわかるようになった。
 もっと早く、子供の頃に宇宙に興味があれば、宇宙関係の仕事を目指していたと思った。
 宇宙って面白い。
 毎日、星は見えるけど、その意味がわかるかどうかで、生活の豊かさは変わると思う。
 私は、星や星座が見えるようになって、生活が豊かになったと思っている。
 面白かったので、この本は図書館で借りた後、購入した。

・チコちゃんの素朴なギモン365
→家にテレビはないが、チコちゃんに叱られるは好きだ。
 この本は、「そう言われれば、なんでだろう」と気付くことが出来る本。       
 雑学の塊。「なぜ?」が詰まっている。
 子供の頃にチコちゃんに出会っていたら、自分の頭で考えたり、調べるクセがつくと思った。
 とても面白い。

・街角図鑑 街と境界編
→タモリさん好きそうな本。
 タモリ倶楽部やブラタモリで取り上げそうなテーマ。
 とても細かいけど、読み終えると、街の見え方が変わる。

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_1哲学

・性の進化論
→そもそも人類は、一夫一妻制は不自然な形。
 一夫多妻が自然な形だと知った。
 だから、不倫は悪いものじゃない。
 むしろ、適切じゃないルールを作った人間が、自分で苦しめられていると知った。
 だからと言って、不倫はしたくない。 

・あなたのまわりの怒っている人図鑑
→怒っている人を冷静に見ることが出来る。
 「怒り=自分の常識が裏切られる×自分の感情や状態がマイナス」
 この公式で怒りを表していて面白かった。
 なるべく怒らない様に、怒りをコントロールできるようになろうと思う。


_3社会科学

・2035 10年後のニッポン
→悲しい日本の現実。
 橋やトンネルの整備が行き届かず、道が使えなくなるのはツラい。
 その時、困らないために、トンネルだらけの長野県から抜け出したほうが良いのかなと思った。
 海外のこと、移住を考えるキッカケになる。

・ルポ川崎

→同世代の人気HIPHOPアーティスト、BADHOPが育った川崎に興味を持った。
 治安悪すぎて驚く。
 正直、近づきたいとは思わない。
 だからこそ、ルポを通して、実態を知ることが出来る。
 貧困の社会を見ることで、自分は恵まれているなと実感した。

・親子の法則
→妻の両親で揉めたことをキッカケに手に取った。
 改めて、自分の両親について、思うことを書き出してみた。
 マイナス面、プラス面、どちらも書き出すことで、ハッキリと親の姿が見えた。
 その上で、自分はどうなりたいのかを考える事ができた。
 「将来はどうなりたいか?」を考えるより、まずは
 「(自分の親と比べて)将来はどうなりたいか?」を考えるほうが、
 将来を考えやすくなった。

・犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉
→マンガ版、「ケーキを切れない非行少年たち」を読み、背景として、親の影響、親からの言葉がとてつもなく子供を呪ってしまうことを知った。
 その上で、この本を読んだ。
 私も妻も、親から呪う言葉を言われていたと知った。
 救うためには、対話することが重要だと書いてある。
 だからこそ、2人で揉め事が起きた時には、時間をかけて対話することで、1つずつ解決してきた。その結果、今は仲が良い関係を構築できている。
 子供が出来たら、また改めて読みたい。

・住んだら手帳
→東京周辺の街ガイド。
 個人的には、吉祥寺、清澄白河、立川、三鷹に住んでみたいと思った。


_4自然科学

・世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか
→この本を読むと、歯の意識が高くなった。
 矯正をしようと思った。
 他の人の歯並びを気にしてしまうようになった。
 歯磨き+フロス+定期的な歯科検診だけじゃなく、歯の見た目にもこだわりたい。

・「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
→お酒は好きだ。
 しかし、飲みすぎると睡眠の質が下がり、翌日に影響が出る。
 影響は出したくないので、飲むのをなるべく控えている。
 この本を読み、世の中の傾向は、段々と飲まなくなっていることを知った。私もトレンドに沿って、生きていきたい。

・山でクマに会う方法
→秋に低山登山をした。たまたまが人が少なく、そうなるとクマが出るんじゃないかと想像して不安になり、落ち着かなかった。
 下山後、クマについて調べたかったのでこの本を手に取った。
 基本、クマは臆病だと知った。
 一番危険なのは繁殖期の5~7月。
 また、襲われたら、うつ伏せになり、首をガードする。
 クマより、蜂のほうが出会う確率が高く、危険。
 その他、クマに関する雑学を知ることが出来た。面白い。
 これからもクマに気をつけて、低山登山はしたい。


_5技術

・だまされたと思って試してほしい 料理の新常識
→勝間和代さんおすすめ本。
 個人的に、料理の革命本。
 塩分濃度は0.8%、火の強さは、弱火。
 プロの料理の凄さを思い知った。
 この本に載っている、ハンバーグが美味しすぎて、ヤバい。
 作るのに1時間ほど手間はかかるけど、食べ終わるのは秒だった。
 他にも基本的なレシピが色々載っている。
 美味しすぎて、色々作った。どれも絶品だった。

・キレイはこれで作れます
→今年のトレンド本。
 この影響で、毎日のパック、日焼け止めを塗るようになった。
 美容意識が上がった。

・ゲームの父・横井軍平伝
→「枯れた技術の水平思考」
 とてもクリエイティブな人だと知った。
 イタズラ心がある4コマ漫画を描いていたり、
 暇だからといって、勝手にゲームを作り出したり、とてもクールだ。


_7芸術

・文化系のためのヒップホップ入門シリーズ
→私は、サンプリング主体の90'sの東西HIPHOPが大好き。
 しかし、90's以降から現行のHIPHOPにはついていけていなかった。
 何となく知っているけど、点がバラバラといった感じ。
 なので、このシリーズを読んでみた。
 色んな曲がたくさん載っていて、スマホでspotifyで調べつつ、聴きつつ、HIPHOPの勉強。
 どうしても、音楽も快適なコンフォートゾーンから出ようとしなくなり、マンネリが続いていたが、ガイド本だと色々な曲を紹介してくれていて刺激を受ける。
 とても面白いが、紹介曲や他のHIPHOP以外のアーティストの話など、
 読み終えるまで、とても時間かかる。


-芸人さん系

・魂のゆくえ
→「いくつになっても、甘えん坊」こと、間寛平さんの本。
 アースマラソンという、クレイジーな挑戦の詳細本。
 当時、私は小学生だった。何となくアースマラソンを知っている程度だった。
 読むと、寛平さん本当に凄い。
 ランニングをしたからこそわかるけど、毎日50キロ走るって凄いな。
 (しなくてもわかるか)
 練習も数年やっていたらしい。
 癌になってしまったり、友人である忌野清志郎さんの死、など、マラソンの裏側に数々のドラマがあった事を知った。

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・小林賢太郎戯曲集

→ラーメンズの小林さん。
 ラーメンズのコントが好きだ。
 中学の時に、ニコニコ動画でラーメンズのコントをたくさん見ていた。
 こちらは台本になるが、文字を読んでいても、ついつい笑ってしまう。
 発想が面白い。

・オードリー若林さんの本
→ひねくれている若林さんが面白い。
 「LIGHTHOUSE」も面白かったけど、淡々とひねくれている若林さんが面白い。
 ラジオはまだ聞いていないので、今度はラジオ聞いてみようと思う。
 「表参道の~」はタイトルとジャケットが印象的で、以前から気になっていた。


・不器用で
→ラランド西田さんの作品。Youtubeでララチューンをよく見ている。
 情景が細かい。テーマもとても今っぽいニッチな話。次回も読みたい。


-ランニング系

・マンガでわかる新しいランニング入門
→怪我予防のストレッチなど載っていて良い。
 糖分と塩分補給に優れているカンロ飴。
 実際やってみてると、飴を飲んでしまいそうになり怖い。


・「山の神」神野大地の必ずやるべきランニングバイブル

→運動前のストレッチが豊富。
 脇腹伸しをすると、多少は、右脇腹の痛みが緩和されてよかった。


_9文学

・モルグ街の殺人事件
→芦田愛菜さん、紹介本。
 オチが予想外過ぎた。

・都会のトムソーヤ
→芦田愛菜さん、紹介本。
 小学生の時から何となく存在は知っていた。
 お茶目さとクールさが程よく、面白い。


・高瀬舟

→芦田愛菜さん、紹介本。
 中学の教科書にも載っていた。
 読み終えた後、余韻が凄い。
 安楽死について考えさせられる。

 


・変身
→齋藤孝さん、紹介本。
 村上春樹さんの海辺のカフカの由来となったフランツ・カフカの本。
 オーディブルで聞いた。
 ここまで気味が悪い話は初めてで衝撃だった。

・塩狩峠
→佐藤優さん、紹介本。
 凄い本。自己犠牲とは。
 読み終えた後、余韻が凄い。
 自分が乗っている電車が逆走して、脱線すると分かっていたら、行動できるだろうか。動けないんじゃないかな。

・正欲
→正しい欲。安易に人の批判はしない方がいいと気付かせてくれた。
 ジャケットの鴨も解説を知ると面白い。


・騎士団長殺し

→芦田愛菜さん、紹介本。
 特に、オーディブル版オススメ。
 高橋一生さんのナレーションが心地よい。
 内容は、村上春樹ワールド全開。
 正直、海辺のカフカの方が好き。


・深夜特急

→オーディブル版、斎藤工さんのナレーションが心地よい。
 ギャンブルにハマっていくのが、カイジみたい。


・あのこは貴族

→面白かった。
 映画も見たけど、原作のほうが細かい心理描写が多くて好き。
 お金持ちの生態系を知ることが出来た。
 最後ハッピーエンドで良かった。


・汝、星のごとく
→今年のトレンド本。
 ツラいバージョンのFirst Love 初恋。
 なかなかシンドい内容。
 続き本も出ているけど、これで完結しているから読まなくていいかなと思う。


感想

今年は、芦田愛菜さんの影響が大きい。
芦田愛菜さん、齋藤孝さん、佐藤優さん、人のおすすめ本は面白かった。
2024年はどんな本と出会うのか楽しみだ。


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