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材料3つで簡単!おせちにも使える!さつまいもの二色茶巾&残った皮の活用レシピ

今日は、普段のお茶菓子にも、おせちにも使える簡単な和菓子、さつまいもと抹茶の二色茶巾のレシピをご紹介します。

材料3つでできる!

我が家のおせちでは栗きんとんのかわりにこちらを入れることもあります。これだとクチナシで色をつけなくてもきれいですし、1個ずつ並んでいると手に取りやすくて完食しやすいのか、食べ残しが出にくいように思います。

お正月前にご紹介できたらもっとよかったのですが…よろしければ次のお正月や、さつまいもでちょっとお菓子を作ろうかな、なんてときに思い出して頂けたら嬉しいです。

材料はたった3つ!

さつまいもと砂糖と抹茶パウダーがあればできます。
分量は、以下が目安ですが、さつまいもの甘さやお好みにあわせて調整していただけたらと思います。
・さつまいも 1本(380g、厚めに皮を剥いて300g程度)
・砂糖 大さじ3~4(27~36g)
・抹茶パウダー 小さじ1/2~1(1~2g)

それでは作っていきましょう!

まず、さつまいもを適当に切ります。長さはどのくらいでもいいですが、皮が剝きやすくて、小鍋に横に並べられるくらいがよいでしょう。


皮を厚めに剥いたらアク抜きのために10分程、ボウルに入れて水にさらしまます。

次にさつまいもを加熱していきます。
蒸しても茹でてもいいのですが、私のおすすめは小鍋ひとつで簡単にできる蒸し茹でです。


先ほどのさつまいもを小鍋に入れ、大さじ4~5の水を入れて蓋をして中火にかけます。煮立ってきたら火を弱めて、そのまま10~15分程加熱します。途中で様子を見て、竹串がすっと通るくらいになればOKです。
パチパチと音がしてきて、水が足りなそうな場合は少しずつ足して様子をみてください。

さつまいもは時間をかけて加熱すると甘く仕上がります。なので、電子レンジでぱぱっと加熱よりも、弱火でじっくりがおすすめです。
お時間が許す限り、ゆっくりと蒸し茹でにしてみてください。

さつまいもが柔らかくなったら、熱いうちにフォークなどで潰します。

次は潰したさつまいもを裏ごします。
もしも面倒であれば省いてもいいですが、ちょっと上品な和菓子風を目指すなら、ここはひと手間かけることをおすすめします!

裏ごし器はなくても大丈夫です。100円ショップで売られている万能こし器やザルでもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

裏ごしができたら、砂糖を加え混ぜます。このとき、もしベチャベチャして水っぽかった場合は、弱火にかけて軽くゴムベラなどで練ってください。

次は2色にするために分けます。割合はお好みでいいですが、今回は2:1でご紹介します。

裏ごししたさつまいもの重さをはかって、それを3で割り、2:1に分けましょう。
300gあったら、200gと100gに分けるイメージです。
そのうち、少ないほうに抹茶パウダーを加えます。色味と味わいをみながら、まずは小さじ1/2程度から加えて調整してください。
抹茶をたくさん入れると色は鮮やかできれいですが、苦味が増えますので、最初から入れすぎないようにするといいです。

あとは2色のさつまいもを丸めてラップで包めば完成です。
適当に分けてもいいですが、均等に作りたい場合は、作りたい個数でプレーンと抹茶味の重量を割って、分けてから2色をまとめてラップで包みましょう。

ラップの筋が残るように、上のほうをキュッと絞ると仕上がりがきれいです。

また、2色の混ぜ方はキッチリきれいに分けなくても、多少混ざったような仕上がりになってもいい雰囲気かと思います。気楽に、楽しく作ってみてくださいね!

おせち感をUPさせたいときは、トッピングで一工夫がおすすめ。
・栗の甘露煮

・黒豆の甘煮

おまけの1品。
残った皮で芋けんぴはいかがでしょう。

皮を縦長に切って水にさらし、水気をよくふき取り、多めの油で炒めます。皮100g程度に油大さじ2あれば十分です。
そのあと、小鍋に砂糖大さじ3、水大さじ1を煮たてて、炒めたさつまいもの皮を絡めて、黒ゴマをふって完成です。

皮までおいしくいただけますので、こちらもぜひお試ししてみてくださいね!

それでは今日もおいしく食べて、元気にお過ごしください♪

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小泉明代|管理栄養士・料理研究家
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