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秋曈 鋳蔦
2023年2月28日 04:32
生命線 君が切ってよ 命綱伝ってきた僕の手を払って指を一本ずつ剥がしていく君は幸福だ 疫病神を追い払へ僕の手を噛みちぎっておくれ
2023年2月27日 22:31
莫大な遺産を薄く伸ばしてそうは言っても我々の生まれですから当時の彼らもそう思ってるでしょうまたは別のこともすら蛾に見えても蚕瞬きが恐ろしい今はまだ初なのでそれとも人類はまだ宇宙人とはお目にかかれていないから皆 ファーストコンタクト人に見えても屑真に見えても嘘
2023年2月25日 11:49
クーラーボックスには家庭が詰まってる峠を越すと宿には高い自販機しかないから一番近くのコンビニで酒とジュースを買うのだそれでも結局、宿でまた酒を買うのだそれで家みたいに食器と怒号を飛ばしてぼくたちはクーラーボックスに閉じ込められるのだ冷えた暗い箱の中で、待つのだ
2023年2月25日 11:45
まちんぼうの木あなたの液あの人の顔を見て殺したいなと思う指をくわえるまちんぼうの木臍に包丁が当たったあの日カラーボックスが凶器となった日ただ蹲ったまちんぼうの木子作り巣作り金泥棒知らないうちに忘れてるわすれられたまちんぼうの木傍で笑って死ぬまちんぼうの木
2023年2月24日 03:52
さびしい誰かのせいじゃないただ森林に取り残されたまま鴉が子に帰る頃その下で糞を浴びたようなただ海に取り残されたまま母親が手を引く潮の満ち干きその近くで溺れたような誰もいない見えない傍で頭の蛆だけが囁く余計なことを余計なことを
2023年2月23日 01:30
しにてぇや馬鹿の蛇口捻ってばっかで何しに生まれてきたンだっけ簡単な言葉に頼るって、さ口付けをして 誤魔化してくれこれは渇いているだけだってごめんな しにたいよ ずっと誰も悪くないし 毛むくじゃらの体もひん剥かれた目も 頭も みんな大好きだけどみんな怖いやお前だって後ろにいるんだろう深夜のベルには誰も出ない這いずってここ数年で認めてやってからアンタは後ろにずっと居てそれ
2023年2月21日 18:58
ドブクズに言い訳を重ねて怒涛の雨が叱っている黒歴史量産の頭には今もB5の鉛筆と折れた芯ばかり残ったやつはいつか使うからと溜めて何になった口、腕、脚、何になった全部Bランクで何になったグラフにとび出てる社不文字が踊ってるそら、来いよみんなで手を繋げよ火でも付けよう
2023年2月20日 21:12
お姫様 俺の喉元掻っ切ってさ俺を城から落としてくれよ白いベッドを血まみれにして胸元の宝石を奪った俺を抱きしめるなンて馬鹿だろうお姫様 あんたにゃもうすぐ王子がくるさそしたら俺を早くずた袋にいれな焼却炉に放り込むんだもうすぐ幸せになるお前は狂っちゃいけねぇンだ
2023年2月3日 03:45
少しおセンチなきもちになってからなんともねれないあ行からものを浮かべる睡眠法も楽しいことを考えることも頭の中にウジが湧いて邪魔ばかりする溜まってンのかと一人相手をしてやって仕方が無いのでオマケに薬を飲む海の向こうの薬と性の手玉を浮かべながら薄ら寒い汗かいて唸る