さびしい
誰かのせいじゃない
ただ森林に取り残されたまま
鴉が子に帰る頃
その下で糞を浴びたような
ただ海に取り残されたまま
母親が手を引く潮の満ち干き
その近くで溺れたような
誰もいない
見えない傍で頭の蛆だけが囁く
余計なことを
余計なことを

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