彼女の砂をはこの硝子に入れて、それでいい。意思疎通なくしても、私は彼女とそばいにいます。彼女とははなせるし
いのちなんてない かってにえらんできたくせに ぺっとにゃふくをきせるのに おれがしたいことはなにもない はやく ころせばよかったのに なんどもなんどもいきかえらせて のろうよ たのむから おねがいだから ひどくなぶってころしてくれ
かみさま たのむから ころしてくれ
阿吽が二度と手を結ばないと 人は言うけれど 明け方の空で焼けてしまうんだな、その金星の重なりが、冷たい、陽の目が出向いて。きっと素敵な人でしょうねと。 でも今日は折り重なる日。呑まれるその時に人の目を盗もうか
人の心のまにまに 従って 背中に黒い手垢が染みている 設計者のミスだってのに 返品は受け付けてないし 押し殺して投げつけ沈んでリセールするかな
いつになったら、帰らしてくれンのかな もう、やだな 傍には抜け殻しかなくて 残り香は死の海の潮が誘う ざぁさぁと