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2024年、観てよかったドラマたち

今年は、話題になったドラマがたくさんあった。
周囲で「もうええでしょう」と聞く度に「地面師たち」を思い出し、「光る君へ」や「虎に翼」も何度もおすすめされた。

…けれど、どれも見ていない。

個人的には、NetflixやAmazonプライムで過去の名作を楽しむ一年だったから。

シーズンがいくつも続いている作品をみて、月並だけれど「人気作ってやっぱり面白い」と噛み締めたりしていたのだ。

今回は、そんな風に出会ったドラマたちをズラッと並べてみたい。

新作が少なくて、今更だなぁ。と思われるかもしれないけれど、よかったらお付き合いください。(お名前は敬称略とさせていただきます)


クイーンズ・ギャンビット

孤児院でチェスを覚えた少女が、女性初のチャンピオンまで駆け上がるストーリー。
過去記事でも少し触れているけれど、主演のアニャ・テイラー=ジョイが、唯一無二というか、ピッタリ過ぎて、好き。苦しみも多いけれど、なんだか何度も見たくなる。セットも衣装も細部まで素敵!

SHERLOCK/シャーロック

ベネディクト・カンバーバッチ主演、スマホもネットもGPSも普通に登場する現代で復活するシャーロック・ホームズとワトソン。
第一話のタイトルが「ピンク色の研究」で、原作の第一作「緋色の研究」から描かれる。面白かった。くせ者だけど、このホームズ、私は好き。

ブリジャートン家

社交界の話題の中心は、謎の女性が発行しているゴシップ誌。
発行者の秘密に迫りつつ、ロンドン社交界で名を馳せるブリジャートン家の8人兄弟を追う。
これぞ上流階級…!衣装もセットも素敵。シーズンによって中心人物が変わる。シーズン2は「いや、もう早く結婚したらいいのに!」と思った。(好きだけど)

MIU404

綾野剛と星野源のバディが活躍する刑事ドラマ。
そこが注目されがちだけれど、いろいろな社会問題を切り取っていて、人間ドラマの描き方が秀逸。キーになる人物の役者さんが、とってもイイ!ミムラ、小日向文世、村上虹郎の回とか、もう、めちゃくちゃ泣いた。

アンナチュラル

MIU404と同じ世界線の法医学ミステリー。(製作はこちらが先)
石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子、松重豊…。全員、ハマってる。キャラが良い。MIUよりミステリー色が強めだと思う。推理も面白かった。そして、人間ドラマの描き方は流石。第五話「死の報復」でドラマならこうでしょ、という定石で書いていないんだ。と衝撃を受けた。

THE MENTALIST/メンタリスト

ミステリー系のドラマが好きで、これを見たことがないなら、まず最初におすすめしたい。心理学などの知識を使って超能力者を演じていた男が警察の調査に協力し、見事に解決に導いていく。一話完結だけれど、彼にとって重大な事件も次第に解決に向かう。

エミリー、パリへ行く

念願のパリでマーケターの仕事をすることになったエミリーの奮闘記。
インスタグラマーが主人公のドラマ!どうかなぁ…。と思ったけれど、なんだかんだ楽しんでいる。いつもファッションが可愛い。パリの人らしい嫌がらせ、みたいなシーンが結構あって、パリのイメージが少し変わった。

マインドフルに殺して

マフィアの顧問弁護士を務める男が、ストレスの対処法としてマインドフルネスを学ぶ。そして、だんだんと生活が変化していく…話だけれど、すごくダークなコメディ。心を落ち着かせる呼吸法で、落ち着いて死体の処理をしましょう。みたいな調子ですすむので、マインドフルネスを大事にする人はみないほうがいいかもしれない。

カルテット

脚本・坂元裕二。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人が弦楽4重奏のカルテットを演じる。
全員、演技力がものすごい。名台詞、名シーンが続出する、大人のラブストーリーであり、少しサスペンス。唐揚げにレモンは不可逆だし、夫婦は別れられる家族なんだよね。


以上!

1つの記事でこんなに沢山の作品を書いたことがないので、ここまで読んでもらえるのか心配になる。

けれど、

どれも面白かったなぁ。と、ふり返ることができた。
今年の話題作には触れられなかったけれど、大満足の1年だったと思う。

来年も、沢山の作品に出会える年になりますように。

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