あさり|ロックとか

3分あれば読めちゃうくらいのボリュームで書いてます。 1997|Osaka |アートと…

あさり|ロックとか

3分あれば読めちゃうくらいのボリュームで書いてます。 1997|Osaka |アートとロック|

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ロックと現代アートの巨匠

現代のアートのおもしろさは、人々の価値観や社会への疑問を今までにないような形で表現することにあります。 歴史を辿り、価値観の更新をしていくのです。 そんな中で、消費文化や大衆文化についての問題意識を表現し、芸術界に新しい視点をもたらしたのがアンディーウォーホルです。 アンディー・ウォーホルは特にポップアートの代表的なアーティストとして知られており、20世紀のアメリカのアートシーンを代表する存在として、今日でも多くの人々に愛され続けています。 彼は、1928年にアメリカ合衆国

    • キングとクイーン;完成しなかった幻の曲

      音楽史に残る伝説の歌手、キング・オブ・ポップとも称されるマイケル・ジャクソン。 幼少期から兄弟とジャクソン5を結成し、80年代には黒人アーティストながら世界で最も売れたアルバム「スリラー」を発売。 彼に大きく影響を与えたのは、日本でも圧倒的人気を誇るロック・バンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーでした。 今なお最も偉大なヴォーカリストとして評価を受けているフレディとはどういった関係だったのでしょうか。 お互いが与えた影響 マイケルは「オフ・ザ・ウォール」あたりから連

      • 今日の1曲『Bitter Sweet Symphony(The Verve)』

        最近帰り道によく聴いているのがこの曲 The Verveの"Bitter Sweet Symphony" 日本ではそんなに有名じゃなさそうだけど、本国イギリスではオアシスのギャラガー兄弟や、コールドプレイのクリス・マーティンから高い評価を受けるバンド。 2回の解散を経て2009年を最後に3回目の解散をしています。 見たことないけど、テラスハウスで使われてたらしいです。 実はこの曲で使われている印象的な旋律は、ビートルズに並ぶ偉大なロックバンド:The Rolling

        • 映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』を観てきた

          2024年5月17日公開の映画『シド・バレット 独りぼっちの狂気』を観てきました。 僕がピンク・フロイドを聴くようになったのは昨年からで、今では一番好きなバンドです。 ※軽くネタバレを含みます 『シド・バレット 独りぼっちの狂気』 シド・バレットはプログレッシブ・ロックの代表格とされていて、商業的にも成功したバンド、ピンク・フロイドの創設メンバーで、サイケデリック期の重要人物のひとりです。 映画では彼の学生時代からバンド結成、そしてバンド脱退後の生き様に迫ります。

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          マーケティング、ビートルズ

          ロック史上最強のバンド、ザ・ビートルズ。 彼らの功績は、単に世界的な人気があったというだけのものではありません。 突如登場した天才バンドのように見えますが、見過ごせないのは彼らの裏でしっかりとした戦略が練られていたことです。 ビジネス的な言葉でいうならマーケティングというものです。 これはプロでやっていきたいバンドマンに加えて、何かしら自分を売り出していくような職業においても非常に重要な考え方です。 ビートルズの誕生 イギリスのリバプールには大きな軍港があり、大戦

          マーケティング、ビートルズ

          令和のディスコサウンド

          みなさんの年代で流行った音楽は何が印象的でしょうか? 僕は20代後半なので平成に流行ったものが印象的です。 特にジャニーズやAKBあたりのアイドルが盛り上がりを見せていました。 もっと前にはシティポップやディスコミュージックが流行っていたのでしょう。 当時の状況は想像しかできないけれど、音楽が死んだわけではありません。 Barbara 今日は京都の老舗クラブ、京都Metroで行われたBarbara(バーバラ)というバンドのライブに行ってきました。 バンド名のBarba

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          一番好きな曲:Pink Floyd ”Coming Back To Life”

          今の一番好きな曲はこれです。 50年代中頃にロックが誕生し、エルヴィスが人種の壁を突破してからビートルズが世界的な人気を博すようになり、70年代の解散を迎えてロックが死んだと言われるその裏でひっそりと人気を集め始めていたのがピンク・フロイド。 それまで長髪で下品なイメージが付きまとうロックに芸術性を持たせ、崇高なものへと進んでいったこの音楽はプログレッシブ・ロックと呼ばれます。 特徴的なのはとにかく1曲がめちゃくちゃ長いことです。 当時主流だったレコードの一面分の長さ(約

          一番好きな曲:Pink Floyd ”Coming Back To Life”

          カート・コバーンとオルタナティブロック

          一番好きなロックミュージシャンといえばカート・コバーンという人もいるかもしれません。 音楽界だけでなく、ファッションの面でも大きな影響をもたらした圧倒的カリスマ性を持ちながらも、「27クラブ」という言葉で知られているように、27歳で自らこの世を去りました。 才能と引き換えに多くの苦悩を抱えていたそうですが、彼の才能は現在でも多くの人を魅了しています。 天才を深掘る まず、これは僕が独りでにそう言っているのではなく、様々な評価がなされた上での世間の評価です。 近年、スマホ

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          個人的な2023年の曲

          めちゃくちゃどうでもいい記事を書きました。 よかったら新しい出会いになるかもしれんので、ぜひ聴いてみてほしいです。 1. Guns 'N' Roses「Sweet Childhood O' Mine」 この曲は結構人生的に影響があった曲。 なんでかと言うとまずAxlがカッコ良すぎる。 この時代のまだそんなに画質良くない映像のガビガビ感が、自身のカメラとかYouTubeの映像表現に大きく影響した気がする。 ちなみにこの頃のアメリカではMTV(24時間放送の音楽専門チ

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          YKIKI BEATインタビュー

          YKIKI BEATの目指す音楽 秋山 まあ具体的にこれがしたいっていうのは、 例えば海外のフェス出たいとか まぁジュールズホーランドだの、 あれ終わっちゃったけど、デイヴィッド・レターマンだの まぁあの、海外のそういう有名なテレビ番組だとか、そういうのに出たいっていう気持ちも確かにあるにはあるんですけど、 でもまあ一番は自分たちの納得する作品を作るってことがもう、 本当に難しいので、 今回の作品でも完璧にはそこまで到達したと思えてませんし、 そういう意味では次のアル

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          ギターが気持ちいい楽曲:Eric Clapton「Holy Mother」

          ギタリストといえばこの人。 エリック・クラプトン。 昨年(2023)日本武道館で100回の公演を達成。ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらと並んで三大ギタリストと呼ばれています。 ギターの神様とも呼ばれることもあり、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大なギタリスト」では3位となっていました。 しかし、2023年版ではまさかの35位にまで転落し、世間をざわつかせました。 まぁそんな番付けは置いておいて、今日ご紹介するのはこちら 「Holy Mother」 とにかくめ

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          世界を救う伝説のクリスマス・ソング

          クリスマスを知ってるか?今年もクリスマスがやってきました。 この時期の定番ソングといえばやっぱり5年連続“全米シングル・チャート1位”を獲得しているマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」(94)ですね。 この曲はチャートイン総週63週目となり、首位を獲得した時点でのチャートイン総週の最長記録になるそうです。 しかし 今回ご紹介するのはこの曲がリリースされる10年前に発表された曲。 バンド・エイドによる「Do They Know

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          洋楽ばっか聴いてる僕が最近聴いてる邦ロック

          お父さんの影響かはわからんけど昔から洋楽が好きで、(中学の時とかはカッコつけてるみたいに言われたけど、そんな理由ではない) 特にクラシックロックみたいに今の中年世代が好きな層が好み。 ちょっと前からはPink Floydにハマってて、David Gilmourのギターがサイコーに気持ちいいとか何とか そんな僕ですが、 去年から友達のバンドを見に行った影響でライブハウスに行くのにハマって、インディーズバンドとかまだまだ若手のバンド観に行くのにハマったんやけど、今日はおすすめ紹

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          歌詞に共感した話 クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」

          今日は日本でも絶大的な人気を誇るロックバンド、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞に注目してみます。 この曲は数年前に同タイトルで映画化もされ、当時のファンだけでなく若い世代の人たちの間でも話題となりました。 特に日本ではカップラーメンのCMが時を超えてTwitterで拡散されたり、テレビの挿入歌としても多く使用されたりします。 映画のシーンでも暗示されていたように、この曲では様々な考察がなされていることでも有名です。 特に有名なのが、フレディ・マーキュリーが自

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