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ENEOS童話賞

去る4月30日(土曜日)は、ENEOS童話賞の締切日でした。
私はこれに毎年応募していて、今年が4年目でした。

既に書き上げて、推敲もして、さあ後はWEB応募するだけ、まで準備していました。4月30日の朝6時に起きて、「出し忘れたらあかんわ」と思い、もう応募しようとして、最後の見直しをしました。

すると、既定の5枚に対し、6枚あることに気づきました。
※原稿用紙換算

・・・なんで?

表紙を付ける賞の場合、表紙を除いてページ数を表記する設定にWordをしているのですが、その雛型を使ったために、最後の「5」を枚数と勘違いしてしまったのです。

いやでもさ。
101枚を100枚と間違うならともかく、
6枚を5枚と間違うフツー?
書いてて「ん? 長すぎるよな?」って分らんかフツー?

何度も推敲したのになんで気づかんかったん(笑)。

だけど。
小説書いて賞に出す時、時間が許す限り「これが完璧な枚数、分量」として最終決定して、出しますよね。

6枚のこの分量がいいんや、1字も削られへん。
しょうがない、今年はあきらめて、来年出そう。
これは別の賞に出すか、noteにアップしようそうしよう。

と、いったんは思ったのですが、

だんだん、もやもやしてきて、

いやいやいやいや。今年出さなかったら来年まで待たないとあかんぞ。
来年もエネオス童話賞があるかどうかわからんぞ。
それでいいんかお前は。

朝ごはん食べた後、PC立ち上げて、推敲はじめました。
そしたら、絶対にどこも削られないと思っていたのが、1時間くらいであっさり5枚内にまとまったんです。それだけ無駄な箇所が多かったのですね。

なーんだ、やってみるもんだな。
んで、今年も応募することができました。

ENEOS童話賞は規定5枚以内と少なめなのもあってか、毎年たいへん人気の賞です。応募者全員がもらえる作品集が大判ですごく豪華。紙が分厚くて丈夫。作品ごとに挿絵が違っていて、話の内容にあわせて素朴なかわいらしいのもあれば、ちょっと大人ぽいのもある。挿絵を見てるだけでも楽しい。

この賞がうれしいのは、漢字の「ルビ」を編集側で振ってくれること。だから、難しい漢字も躊躇なく使える。漢字を使うか平仮名にするかで、分量がけっこう変わってきますから、この点すごくありがたい。

あと、この賞が変わってるのは、全ての作品中の会話文が「~でした。」と、句点が付けられていること。小学館のマンガって、噴き出しに句点(マル)が付いてますよね。


YAWARA!(浦沢直樹)の最終回😭をセリフだけ再現。
「……」の後はマルが付いてません。
画像を載せられないのが残念💦


こんな感じ。いつもの感覚で「でした」と書いてしまいそうになりますが、たぶん編集側でマル付けてくれるような気がします。昨年の作品集を見ますと、昨年は1万8千を超える応募があり、うち作品集に載ったのはわずか18編だけ。

ですから、ものすごく狭き門なわけです。
でも、まあ、宝くじだって買わなきゃ当たらないですよね😊