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就活や仕事で役に立つ便利な資格「簿記」!

おつかれさまです。Akiネコです。
この記事は読むのに3分程度を想定しております。

タイトルにも書きましたが「簿記」は非常に便利な資格でうまく使えば就職活動のアピールポイントになったり、仕事の手助けになったりもします。

私も日商簿記2級と3級を持っており、仕事をする上で知ってると便利だなと感じることもありますので、時間がある時に取得することをオススメいたします。

本日は「本当に簿記って使える資格なのか?」といった疑問について解説いたします。


そもそも簿記とはどんなもの?

「簿記」とは会社の取引や資金の流れを記録する作業のことをいいます。

この記録する方法として「仕訳」という形で日々の取引を記録していきます。

最終的に「貸借対照表」や「損益計算書」を作成し、1年間の企業の集大成(業績)である「決算書」を作成することを目的としています。

簡単に説明しますと
「うちの会社は毎日こんな取引してて会社の財産はこんだけあって1年間の利益はこれだけ出ました」というのを客観的に見てもわかるように日々記録を残します。


どう役に立つのか

簿記は会計の仕事(経理、税理士、公認会計士など)についていなくても、会社で働くうえで非常に重宝します。

また、就職活動時にも役に立ちます。

なぜなら、初対面でも簿記資格を持っているだけで一般的なビジネス会計の基礎は身についてると見られます。

たとえば、簿記は資格取得ランキングにおいても、常に1位に位置します。意味もなく1位なわけではありません。

企業側が採用する上で社会人に必要なスキルが簿記だと考える会社が多いため、みんな頑張って簿記を取得します。そのため、資格取得率が一番高くなっています。

よって、簿記は一般的な会計の知識が身について就職活動時や社会人にも役に立つ資格です。


取得の難易度

簿記試験には「日商・全商・全経」の3種類がありますが一般的な簿記は「日商簿記」です。

日商簿記には資格レベルが5段階あり、HPにレベルごとの詳しい説明が載ってますので↓に添付します。

引用元:日本商工会議所


この中で一般的に取得されているのは簿記3級、2級です。

私が考える難易度ごとの対象者を以下に記載します。

・初級…中学生、高校生、計算初心者向け
・3級…高校生、大学生、就活生、社会人
・2級…大学生、就活生、社会人
・1級…会計の専門家、税理士目指してる方

社会人や就活生にとっては初級は取らなくて大丈夫です。そもそも、簿記資格は3級〜1級までとの認識で初級があることを知らない人の方が多いです。

よくサイトとかで検索すると資格試験では何時間の勉強が必要で合格できるとの記載がありますが私なりの目安も下に記載します。

簿記3級は簿記とは何かを理解し、計算ができれば合格できるレベルです。

簿記2級は分野ごとの理解と解き方を分かった上で問題集や過去問を何度か解いて慣れる事でやっと合格できるレベルです。

毎年の合格率では、3級が40%、2級が10〜30%、1級が10%以下です。
簿記3級は高校生や記念受験が多いので実際の合格率はもっと高いです。
逆に2級はその年によって問題の難易度にバラツキがあり、運も必要になってきます。

では、次に就職活動や仕事での活かし方を解説いたします。


就職活動での活かし方

冒頭で言ったとおり、就活で簿記資格を持っていると就職活動時のアピールポイントになります。

ただ、注意していただきたい事があり、簿記資格を持っているだけで他の人よりも優位に立てるわけではありません。

あれ?矛盾してるじゃん!と思うかもしれませんが、私が言いたいのは「簿記2級持ってる私は優秀!ドヤァ」だと受からないということです。

では、どうすれば良いのかというと簿記をとった経緯を面接時に説明するということです。

よく面接で聞かれるのは「志望動機」や「学生時代頑張ったこと」、「自己PR」の3点です。

学生時代に簿記を取ったなら「ガクチカ」で経緯を説明できますし、就職活動時に取ったなら「自己PR」で少し経緯を説明することも可能です。

これは、新卒(第二新卒)就活に限った話ではなく中途採用面接でも通用します。

例えば、社会人未経験や異業種で働いていて、
「この会社(業種)に入るために社会人としてのビジネス基礎を学びたく簿記を勉強し取得しました」みたいなことを言えば、働きたいやる気は伝わると思います。

このように、簿記3級や2級を持っていると面接時のアピールポイントになります。あとは、履歴書の資格欄に書けるのでオススメします。


仕事での活かし方

簿記は就活だけでなく、実際に就職した後にも役に立ちます。簿記の真価は就職後に発揮するといっても過言ではありません。

なぜならば、簿記はビジネスパーソンが身につけておくべき基礎知識だからです。社会で働く人たちのための会計知識や実践で必要な会計スキルが詰まっています。

私は経理で会計に関わる立場にいますが、経理ではなくても簿記をオススメしています。

例えば、営業職で売上をガンガン上げて営業成績が高く非常に優秀な方がいたとします。売上を上げると会社に貢献することになると考える人が多いですが、それは半分正しく、半分間違っています。

「年間売上目標が100万で商品を売って、100万の売上を達成したとします。」
これだけ見れば優秀だとなりますが、トータルで仕入に90万、諸経費に20万かかったうちの売上100万でしたとなったらどうですか?

売上100-仕入90-経費20=△10万
結果的に会社としては損をしていますよね。

営業職に限らず、他の職種でもこのような簡単な計算ができないと会社で働く上で致命傷です。実際に働いていて各分野ではその道のプロでも原価計算知らないだったり、見積もりがテキトーだったりな人が山ほどいます。

特に責任ある立場の人には必ず取って欲しい資格です。
会社によってはスキルアップやベースアップにつながることもあります。
一般的な人でも簿記3級まで取得することをオススメいたします。


まとめ

いかがでしたか?簿記がいかに重要で幅広い分野で役に立つことを解説いたしました。

簿記を取得することで会社の仕組みやお金の流れを理解する事ができるので何度でもオススメいたします。

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