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株式会社AKINDは、2014年に神戸の地で創業し、「百年続く、三方よしの商いを共につ…

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株式会社AKINDは、2014年に神戸の地で創業し、「百年続く、三方よしの商いを共につくる」ことを目指しているブランディングファームです。三方よしの視点から、豊かな文化を醸成し、新たな協働を推進し、唯一無二のブランドに磨き上げます。akind.jp

マガジン

  • HELLO, WE ARE AKIND

    AKIND創業時の秘話やnoteを始めたきっかけなど、AKINDについて知っていただけるマガジンです。

  • #地域xブランディングまとめ

    AKIND岩野が地域とブランディングの関係性を紐解きます。

最近の記事

【10周年】 AKIND創業前物語・その3

今回で、AKIND創業前のストーリーは最後となります。創業するきっかけは「AKIND」という名前とそのコンセプト。今回はそんな、ブランディング・ファームらしい誕生エピソードを綴ります。 ネーミングとロゴデザインから誕生したAKIND「三方よし」ってええやん! AKIND創業者の岩野と森江は、ブータン王国の旅(前回の記事)から戻ってからも、前職のCIAというブランド・コンサルティング会社で多忙な日々を送っていました。 2012年の年末にかかった頃の夜中、僕たち二人は渋谷の

    • 【10周年】 AKIND創業前の物語・その2

      前回に続き、AKIND創業前の話を綴りたいと思います。今回は、東日本大震災の後、創業者二人で旅に出かけたブータン王国で出会ったAKINDの思想の原点について書いてみたいと思います。 引き続き、お付き合いいただければ。 しあわせの国で出会った「本質的な問い」ブータン王国へ、二人旅に出かける 前回の記事で書いたように東日本大震災の支援のため「えほんバス」というプロジェクトを立ち上げた岩野と森江。だんだんと仕事は震災以前の状況に戻っていく中で、「このまま、今の仕事を続けていっ

      • 【10周年】 AKIND創業前の物語・その1

        一年ほど、記事を書けていなかったのですが、また少しづつ、書きためていきたいと思います。AKINDは、今年で10周年を迎えました。その際、創業からこれまでの出来事を振り返ったメッセージを社内で展開をしたのですが、みんなから「これをNOTEで書いてみては?」とアドバイスをもらったので、僕の振り返りに誰が興味を持ってくれるんだろうかと思いつつも、AKINDの物語を少しづつ紡いでみたいと思います。 カジュアルな内容なので、箸休め程度にお楽しみいただけたら、幸いです。 大きな出来事

        • ビジョン・ミッション・バリューズのつくり方

          今回は、弊社によく問い合わせがある「ビジョン・ミッション・バリューズ」について私なりの見解を書いてみたいと思います。以前に書いた「会社の内部から変わるブランドマネジメント」では、「組織の上流・内部・外部」の良循環を生み出すことの重要性について触れました。その中でも組織の上流に位置する企業ブランディングをテーマにします。 ビジョン・ミッション・バリューズのつくり方ブランド視点でのビジョン・ミッション・バリューズの位置付け ブランドの究極の目標は、顧客や従業員にとって他では換

        【10周年】 AKIND創業前物語・その3

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        • HELLO, WE ARE AKIND
          4本
        • #地域xブランディングまとめ
          5本

        記事

          地域の協業活動の立ち上げについて

          前回は、「地域におけるブランドマネジメントの進め方」として、コレクティブ・インパクトのための3つのフェーズをご紹介しました。今回は一つ目のフェーズである「活動の立ち上げ」について、自分なりに学んだことを書いてみたいと思います。 地域の協業活動の立ち上げについてコレクティブ・インパクトの3つのフェーズ まず、これまでの記事で取り上げたコレクティブ・インパクトの振り返りから始めたいと思います。コレクティブ・インパクトとは、「異なるセクターから集まった重要なプレーヤーたちのグル

          地域の協業活動の立ち上げについて

          地域におけるブランドマネジメントの進め方

          ここ数回は、地域ブランドのアプローチについて書かせていただいていました。特に「地域での協業を推進するブランディング」について、読者の反応が良かったので、今回は地域における協業を踏まえたブランドマネジメントの進め方についてもう少し深堀をしてみたいと思います。 地域におけるブランドマネジメントの進め方コレクティブ・インパクトのおさらい 「地域での協業を推進するブランディング」の記事の中で、協業ブランディングにおいて、ソーシャルイノベーションの領域で注目されている、コレクティブ

          地域におけるブランドマネジメントの進め方

          地域市場で顧客価値を生み出す方法

          2回にわたり地域ブランディングについて語ってきました。今回では、具体的な体験デザインをどう進めるかについて、書いてみたいと思います。一旦、今回の記事で地域ブランディングの概要は完結したいと思います。これまでの記事「地域におけるブランドマネジメントとは?」と「地域での協業を推進するブランディング」にご興味がある方は、ぜひお読みいただければ嬉しいです。 地域市場で顧客価値を生み出す方法 地域におけるブランドマネジメントのおさらい 地域においては「地域の資産・協業・市場」の3つ

          地域市場で顧客価値を生み出す方法

          地域での協業を推進するブランディング

          前回から「地域におけるブランドマネジメント」について書かしていただいています。今回では、地域ブランディングで最も難しい、どのように多様なステークホルダーにおける協業を推進していけるかについて、自分なりの考えを書かせていただきます。 地域での協業を推進するブランディング地域におけるブランドマネジメントのおさらい 地域においては「地域の資産・協業・市場」の3つの領域のブランディングをつなぐブランドマネジメントを行っていきます。地域の資産を基盤に「地域価値の研鑽」を行う地域ブラ

          地域での協業を推進するブランディング

          地域におけるブランドマネジメントとは?

          前回の記事では、AKINDのブランドマネジメントのアプローチについて、ご紹介しました。これまでの記事では、企業を主体とした考えをお伝えしてきましたが、ブランドマネジメントは地域にとっても有効なアプローチだと考えています。今回は、地域におけるブランドマネジメントについて書かせていただきます。AKINDのブランドマネジメントについてご興味がある方は「会社の内部から変わるブランドマネジメント」の記事もご覧いただければ幸いです。 地域におけるブランドマネジメントとは?地域企業が求め

          地域におけるブランドマネジメントとは?

          会社の内部から変わるブランドマネジメント

          これまで2回に渡り、ブランドマネジメントの新解釈として、自分なりの考え方を書いてきました。今回はAKINDとして、具体的にどのようなアプローチでブランドマネジメントを実践しているかについて、ご紹介したいと思います。この記事から読まれた方は、前回記事「企業変革のためのブランドマネジメント」も読んでいただければ幸いです。 会社の内部から変わるブランドマネジメントVUCA時代のブランディングとは NOTEで記事を書き出してから、社会変化が激しい時代において、ブランディングに求め

          会社の内部から変わるブランドマネジメント

          企業変革のためのブランドマネジメント

          前回では、「知的資産経営としてのブランドマネジメント」の捉え方について書かせていただきました。今回は、私なりの「ブランドマネジメントの新解釈」について考察してみます。この記事から読まれた方は、前回記事「知的資産経営としてのブランドマネジメント」も読んでいただけると嬉しいです。 ブランドマネジメントの新解釈私なりのブランドマネジメントの定義 私のブランドマネジメントの定義を書くのは、とても恐縮するところですが、以下に書き出してみました。 一つひとつ、私なりのこだわりを解説

          企業変革のためのブランドマネジメント

          知的資産経営としてのブランドマネジメント

          これまでは、私なりの「ブランディングの新解釈」をつらつらと書かせていただきました。今回からは、AKINDがこだわっている「ブランドマネジメントの新解釈」について、書いてみたいと思いますので、お付き合いいただければうれしいです。 「知的資産経営」としてのブランドマネジメント私なりのブランドの定義 前回もご紹介をしましたが、AKINDは、一般的にイメージされるロゴやコミュニケーションなどのデザインを通じたブランディングだけでなく、「クライアント自身が自分たちの手で、ブランドを

          知的資産経営としてのブランドマネジメント

          ブランドとは「唯一無二の関係」

          3回目の記事では、私なりのブランディングの定義をお伝えしていきたいと思います。改めましてこんにちは、神戸で「株式会社AKIND」というブランドマネジメントに特化した会社を経営している岩野翼です。初回の記事では「マーケティングとあえて距離を置いてみるブランディング」という考えに至った個人的なブランディングに関する経験を振り返り、2回目では様々な人のブランディングの定義から、「マーケティングとブランディングの本質的な違い」について考察してみました。 私なりのブランディングの定義

          ブランドとは「唯一無二の関係」

          マーケティングとブランディングの本質的な違い

          こんにちは、神戸で「株式会社AKIND」というブランドマネジメントに特化した会社を経営している岩野翼です。前回の記事では、私の過去のブランディングに関する取り組みについて書かせていただきました。2回目では、もう少し具体的に「ブランディングの新解釈」について考察してみます。この記事から読まれた方は、もしよろしければ、初回記事「マーケティングとあえて距離を置いてみるブランディング」も読んでいただけると嬉しいです。 ブランドとは?ブランドとは「約束」や「絆」 私個人の英国でのブ

          マーケティングとブランディングの本質的な違い

          マーケティングとあえて距離をおいてみるブランディング

          神戸の地で「株式会社AKIND」というブランドマネジメントに特化した会社を経営している岩野翼です。 本記事から3回に分けながら、私なりの「ブランディングの新解釈」について、書いてみたいと思います。 ぜひ、お付き合いいただければ幸いです。 ブランディングの新解釈英国で研究したブランディングの新たな可能性 世の中の記事で語られている一般的なブランディングに対する解釈は、広義の意味でのマーケティングの一部として位置付けられていますが、私が考えるブランディングは、マーケティングと

          マーケティングとあえて距離をおいてみるブランディング

          はじめまして、AKINDの岩野です

          はじめまして、神戸の地で「株式会社AKIND」というブランドマネジメントに特化した会社を経営している岩野翼です。note連載で、地方都市におけるリアルなブランディングの難しさや面白さ、そして学びをお届けしたいと思います。 神戸でブランドマネジメント会社を創業百年続く、三方よしの商いを共につくる 私は、英国で留学中に、環境系NPOやオーガニックカフェで働いた経験の中、フェアトレードやエシカルコンシューマーなどの社会変化に関心を持ちました。Slow Foodなどの考え方に共感

          はじめまして、AKINDの岩野です