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読書備忘録①聴き方・話し方のコツ/水島広子

Twitterでのタロットの無料鑑定も割と慣れてきたというか、マンネリ化して課題も見えてきたので、最近はインプットに時間を使っていました。
この本は近くの図書館にタロットの本を借りに行ったついでに借りてきました。

わたしの最近のタロット占いの課題

タロットで数十人鑑定させてもらって、コミュニケーション能力をもっと高めないといけないと思いました。
8割方問題無いというか、相手がどう思っているかわからないにしろスッキリと鑑定を終えることが出来ます。
しかしたまに自分の対応に反省する事もあります。

わたしの悪い所であり良い所はスピーディーに問題を解決しようと思うところです。
自分で言うのもなんですけど、合理的だと思います。 
ただ、依頼者様が占いに求める事は共感や話を聞いてもらう事だとも認識しています。

その問題についてこの本には、問題を解決するのではなくありのままを聞く、と書いてありました。
そして急いで解決しようと思わないとも書いてありました。
当たり前の事かもしれませんが、なかなか出来ていない事なので意識してみようと思いました。

そして怒っている人は困っている人。以前接客についての講習を受けた事がありますが、そこでも聞いた事はあります。
分かっているけど難しいですね。
依頼者様が怒っているとか不安定になっているとか、感情に引きずられそうになりますが、根本は何かしら困っているんですよね。
そこを見極められるようになれたらいいなと思います。

自分の領域と相手の領域

最近すごくハマったドラマがありまして、その中ではジェンダーやルッキズムの問題もあり、今まで知らなかった事を学べました。
そこで感じたのは他人にレッテルを貼ってはいけないという事でした。
簡単に言えばあなたは〇〇な人だよねとか、女だから~男だから~みたいな事です。

なぜそういう事をしていけないのかは、単純に人を傷つけるからだと認識していました。
しかしこの本を読んでみて、それは相手の領域を侵しているからだと知りました。

自分の領域外の発言は相手の領域を侵します
自分の領域内の発言とは自分はこう思う、という"私"が主体となった内容です。
つまり、あなたは〇〇だよね、あなたは〇〇だと思うというのは相手の領域を侵しています。

"私"だけで完結させられるのが自分の領域内の発言です。
私は悲しい、私は嬉しい、私は困る、そんなような事です。
あなたのせいで悲しい、のではなく、あなたの発言で私は悲しく思ったというようなものです。

元々コミュニケーションがあまり得意ではなく、この本の内容を表すのも難しいです。笑
しかしわたしに改善出来ることは、解決を急がずに相手の話をありのまま聞く事、自分の領域から相手の領域を侵さないように慎重に話す事だと思いました。

この本を参考に、少しずつ円滑なコミュニケーションを取りながら鑑定出来るようになりたいです。

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