「何をすべきか」よりも「何をすべきでないか」を決断する勇気を持とう。

はじめまして、大学受験版ライザップのスタディチェーンで働いています。今回は、自戒として「すべきこと」より「すべきでないこと」を決めることの大切さを書いていきたいと思います。

多くの人は自分以外でもできることに80%の人生を費やしている。

仕事においては

①自分にしかできない、自分がやるべき仕事
②自分がやるのがいいけど、ほかの人でもできる仕事
③自分がやるべきでない仕事

の3つが存在します。

勉強においても、

①いまの自分の弱点や志望する試験との時期にピッタリな勉強
②いまの自分の実力の強化には関係ないけど、好きな勉強や楽な勉強
(色々な参考書に手を出したり、分かりやすいという理由のみで見る映像授業など)
③いまの実力だとできない勉強

の3つが存在します。

多くの人は仕事においても、勉強においても②もしくは③に80%のリソースを割いています。もし①に80%のリソースを投下できた場合、これまでの人生とは全然違う新しい世界を見ることができると思います。

それは、仕事、勉強においても必ず成績という数字、結果にも必ず表れてきます。

今回は、「捨てる勇気」を持つ方法や「捨てる勇気」のメリットを解説します。

すべきでないことを決めない限り発生し続ける現象

自分のやりたいことを優先したり、難易度が低くストレスのかからない仕事や勉強を優先してばかりいると以下の現象が必ず起こります。

・MTGばかりで日々の仕事が埋まり、帰り道で疲労感に満足するものの実際には何も成し遂げていない。
・新規事業のアイデアを思い浮かべる自分に満足し、本来の顧客へのコアな価値提供の最大化を実質、放棄している。
・解説がとても丁寧な分かりやすい授業をたくさん受けて、分かった気になり復習をせず、テスト当日には全然問題が解けない。

これはairbnbの創業者も同じことを言っています。

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引用)

ブライアンチェスキーが言うように、本当にすべきことができている人はほんのごく一部しかいません。その理由として、人間は月日が経つにつれ、視野が広がり、飽きなどのマイナスな感情が生まれるケースが多いからです。

視野が広がるほど必然的にやりたいことは増えてくる

以下はくんぺー|図解×ビジネス書( https://twitter.com/KunPeiZukai ) さんからの引用となります。くんぺーさんはこの他にも図解でめちゃくちゃ分かりやすくnoteを書かれているのでぜひご覧になってみてください。

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つまり、個人の視野、視座、視点が成長するにつれて必ず考えるべき要素、考えられる要素など選択肢が広がってきます。だからこそ、必然的に

①自分にしかできない、自分がやるべき仕事
②自分がやるのがいいけど、ほかの人でもできる仕事
③自分がやるべきでない仕事

の中から多くの人は②を選び、もっと細分化すると

①自分にしかできないけど、難易度が高くてストレスがかかるけど、すぐには結果につながらない。(結果は指数関数的に大きくなる)
②自分以外でもできるし、難易度が低くやりやすいし、すぐに結果に繋がる。(①よりも結果は小さい)

の2つの仕事があるとすると多くの人はラクなを選ぶでしょう。

引用)

やらないことを決めることの大切さ

これまで話してきた通り、多くの人が(自分を含めて)自分のやりたいことだけどやらなくてもいいことを優先させている現状があります。人は全員が同じ一日24時間という時間を過ごす中で「やること」と「やらないこと」を考えるべき瞬間がいくつもあります。

ただ「今何をすべきか」ばかりにフォーカスしてしまう傾向にあると、1日24時間という制限がある中で本来すべきことができなくなる可能性が高くなる一方です。

短期で結果が出るものでない限りは、「今何をすべきか」を決める能力で競うのではなく、「今何をやらないのか、やってはいけないのか」を決断する能力を競うことが本質的な競争といっても良いかもしれません。

そしてどれだけ泥臭くても、カッコ悪くてもその努力をし続けた人こそが仕事においても真の勝者となることでしょう。

やらないことを決めることは世間的にはカッコ悪く見える。

やっぱり短期で結果が出たり、新しいことに挑戦する方が楽しいし、ワクワクするでしょう。それに友達や家族からも「たくさんリリース出して頑張ってるね!」や「色々な挑戦をしていてカッコいいね!」などと褒められることが多いでしょう。

ただ、あなたの本当の使命は何でしょうか?

○会社の将来に繋がる任されたプロジェクトを責任を持って、期限内に成功させること
✖任されていない仕事だけどずっとやりたかった仕事に対してたくさん読書などインプットをし、血と汗を流し頑張るものの任されたプロジェクトは未完成で終わる。
○復習や苦手の克服を繰り返し第一志望校に合格すること
✖話題の参考書や評判の授業ばかりを受け、気持ち良く勉強をし、一日15時間も勉強するが、結果は全落ち。

どれも✖のものは本来の目的や使命から大きく反れているが、自分自身は本気でコミットしているから、頑張っているつもりになっていることの現れです。(やっている時は自己満足感、肯定感でいっぱいになります。)

ここで本当にすべきことは目標に対して、やらなくても良いことはやらずに本当にすべきことを淡々と、泥臭くこなしていくこと。たったのそれだけだと思います。

1日24時間、1週間168時間をフル活用しよう

「部活で言っているのは『24時間を使いきる人になろう』ということです。24時間は分で言うと1440分なんですけど、これを無駄なく使い切れるようにしようと。例えば毎日1440円を朝に受け取れて『使い切れなかったらゼロになります』と言われたら、すごく大事に使うと思うし、10円玉を落としたら拾うと思うんですよ。でも、人って10分をすぐに無駄にするんです。10円をかき集めたらすぐにジュースくらい買えるわけで、10分をかき集めたら結構なことができるはずなんです。でも人はなかなかそれができない。じゃあ、どうしたらできるようになるのか。大事なのは『習慣形成』なんです。要は習慣になっていないことをしようとするから苦痛を伴う。勉強や野球の練習を『やることが普通』の状況にもっていきたいんです」

引用)

自分は受験勉強版ライザップの「スタディチェーン」で受験勉強のコーチとして働いていますが、年単位、月単位、日単位での勉強計画をつくるだけではなく、一日の時間割をつくり、休憩時間の過ごし方、放課後の過ごし方まで一緒に話し合って決めることを心掛けています。(※もちろん自由時間もあります)

何に取り組むのかだけでなく、休憩する時になにをするかまで決めておくことで無駄なことに取り組まずに本当にすべきことのみにフォーカスする環境を自宅学習でつくることができます。

このように、1日24時間、1週間168時間における自分のオリジナルの時間割を仕事においても勉強においても作り、習慣化することで必然的にやらないことを決めることにも繋がります。

まとめ

本当の目標達成に向けて、「すべきこと」にフォーカスするだけでなく「やらないこと」を決めることに人一倍フォーカスすることができればきっとこれまでの人生とは比べられないほど大きな成果の出せる自分が待っていることでしょう。

ぜひ皆さんもいくら泥臭くても、周りから馬鹿にされても、みんなが先にスタートしていても、ぐっとこらえて、いまから「やらないことを決める」ようにしましょう。必ずいつか他の人を追い越している自分がいます。そして、それはあなたの人生にとって最大の進化を遂げた瞬間かもしれません。

夢を追いかけるのに年齢は関係ありません。

さあ、これから「何かを捨てる勇気」を持ちましょう。

著者(自分)もこれから頑張ります。「やらないこと」としてこれから当分ブログも書きません。お客様と真摯に向き合い、真の価値提供ができるよう「やらないこと」を決めて、泥臭く頑張り続けたいと思います。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。




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AKITAKE
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