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無職5ヶ月&療養中のお金事情とマインドフルネス
【略歴】
雑誌編集者として7年半、IT業界へ転職後SEとして5年勤め、適応障害→休職→無職に至る。3歳の子ども1人・夫と都内住み。中古一軒家の住宅ローン持ちの35歳女。療養9ヶ月目・無職6ヶ月目。
お金事情
8月の家計簿
今月に入り、普通口座の預金がマイナスになりました。あぱー🤯
定期/積立口座にはまだ預金があるものの、なるべく手は付けたくない。
7月の途中から手書き家計簿(づんさん、という方の方法を実践中)を始めまして、ようやっとまるまる1ヶ月分の収支が判明しました。
8月1日~31日までの模様です。どん。
![](https://assets.st-note.com/img/1725502006-3jxhs7QyMdH9Km0vtrIFB2UL.jpg?width=1200)
財布は夫婦別なので、夫の収支は対象外にしている。
夫はお金の管理が上手いので、私が干渉するまでもない。
う~ん。どうなんですかね。
やっぱり変動費(食費・日用品など…月々必ず支払う費用以外のすべて)が13万って、多すぎる気がするわ。やっぱり世の節約上手さんは、食費のやりくりが肝な印象。
私、ほんとうに買い物下手だからなあ…。料理は嫌いじゃないんだよ?
そして、固定費はこれ以上削れないと思われる。
なお住宅ローンは、毎月ペアローンで夫8万・私6万を振替口座に入れている(固定資産税分を考えて少し多めに)。これは、夫が支払い担当。
それ以外の変動費・固定費(貯金含む)は私の支払い担当。
ちなみに収入部分の(父)48,000円は、生前贈与でガッと頂いたものを月分割し、そのままNISAのつみたて投資枠に突っ込んでいる。成長投資枠(旧・一般NISA)にドンと入れた方が手堅いんだろうが、無職なので…すぐ必要な時に引き出せる現金として口座に置いておきたいビビりから。
8月は義実家に長く帰省したので食費は少し浮いただろうし、年金・国保・住民税は今月の支払いは無かったわけ(今月9月がやばい)。
しかし、初の家族旅行・4ヶ月ぶりの美容院・防災に備えた備蓄品など…普段発生しないであろう出費が多かったかな。
さて…今月9月はどうなることやら…。
傷病手当受給中に報酬のある軽作業はできるか
前々職の上司から久しぶりに連絡をもらう。仕事を少し手伝ってほしいとのこと。
内容をざっくり聞いて、自宅作業でそんなに大変ではないから(単純作業だが量が多い・納期はぼんやり)、社会復帰のリハビリ(と言ったら申し訳ない)も兼ねられるかもしれないし、ぜひやらせてくださいと返答した。
そうしたら、見積もりを出してくれと言われ、適当なフォーマットをDLして「こんな感じかなあ?」なんて作成していた時、ハタと気づいたの。
傷病手当の受給資格は、就労できない状態であること、そして療養に専念するということ。
ちなみに傷病手当の申請は、私は1カ月おきに健康保険組合へ提出している。8月1日~31日分を、9月に入ってから申請する、という後日申請。
いやあ…ならし就業というか、就労訓練的なことをやるケースもあるし、今回は単発の軽作業だし…いやでも…報酬までもらうなんて、いけない事なんじゃないの…?
元上司に引き受ける旨を伝えた手前、後には引けない。冷や汗ザーザー。
ざっくりとネットで検索したけど、まあ…アテにならないよね。
とりあえず健康保険の事務所に連絡して、担当の方に電話相談。
伝えた要点としては、
内容は軽度(PCでのデータ整理)であり、自宅での作業
単発であるが報酬は発生する
傷病手当の申請はこれまで通り行ってもよいか?
こちらからの内容について、ご回答の要約はこちら:
作業内容が前職(システム開発)との類似・同程度と判断したら、就労可能とみなし傷病手当は打ち切りとなる
判断材料として、傷病手当申請書の送付時に以下を同封すること
作業内容、いつ・どのくらいの時間作業したのか
主治医からの一筆もあると良い
う~ん。ちょっと電話口では担当者の方も判断しかねるそう。
主治医の先生には事の顛末を伝え、診断書を書いていただいた。内容は少しぼかすけど、「日常生活は送れるが、状態や環境によって不安感が増してしまうため、軽作業を取り入れる」みたいな内容。
実際、人混みの有無にかかわらず、情報量の多い環境(図書館や百均などでの物色、お祭り、児童館など)ではパニックになり逃げだしたくなる。頭痛や気持ち悪さがなかなか抜けない。
主治医と話したところ、「昔から道行く人の動きを観察しがちですか?」という問いに対してYESだったのと、モノの物色でもキッチリ隅から隅までチェックしてしまいたい気質。なので、無意識的に情報を過剰吸収してしまうようだった。それが処理しきれなくて、ワーッと混乱するんだろう。
行動認知療法として、そういう場所に習慣的に短時間だけ身を置くという、いわゆる慣らし・免疫をつけようとの判断に至った。
話は戻るが、とりあえず、作業前の日付で診断書も書いていただいたので、単発仕事はチャレンジしてみる。そのあと、10月に9月分の傷病手当申請書を提出した際、どのように判断されるかは、まったく予想がつかない。
支給額の調整ということもあるだろうし、就労可能状態と判断されるかもしれない(その場合は以降、傷病手当の申請はできない)。
ま…何かのきっかけがなければ、そのままずるずる過ごしていただろうし、良い機会だったのかもしれない。
冒頭の通りお財布事情もピンチなので、できれば早く安定した収入を得られるよう、少しずつ取り組んでみよう。
ちなみに、メンクリの病院によって、就労を薦めたり今後の取り組みやフェーズなどを提示してくれるタイプもあるんだろうか。うちはまったく無くて、よく言えば自分の意志を尊重してもらっているのだろうけど、先行きが見えない不安感、拭えないな…
マインドフルネス
前回の記事で、最近「マインドフルネス」に注目している、と書いたね。
思考の整理学
最近また読書欲が増し、いろんな本を併読しているんだけども、マインドフルネス(過去や未来ではなく、今この瞬間の自分の心身や周りの状況に集中し、ありのままを観察する状態)に通ずるなぁと思った文章に敏感になってきまして。たとえばこれ。
ひとつだけだと、見つめたナベのようになる。これがうまく行かないと、あとがない。こだわりができる。妙に力む。頭の働きものびのびしない。ところが、もし、これがいけなくとも、代りがあるさ、と思っていると、気が楽だ。テーマ同士を競争させる。いちばん伸びそうなものにする。さて、どれがいいか、そんな風に考えると、テーマの方から近づいてくる。「ひとつだけでは、多すぎる」のである。
~略~
思考の整理には、平面的で量的なまとめではなく、立体的、質的な統合を考えなくてはならない。この本で、着想の醗酵などについて、ことにくわしく考えてきたのは、この点を考えたからである。
これを思考の純化と言いかえることもできる。
マインドフルネスの「ありのままを観察する」というのは、第三者の視点として、言い換えれば他人事としてそれを観察するということ。
一点集中だと視野が狭くなる、固執してドツボにハマる。
フラットで客観的で広い視野が必要だということなんだろうな。
みんなのカウンセリング入門
以前…たしか療養しはじめのころ、いろんな心理学や対処法とかの情報を漁りまくっていたんですね。そのとき臨床心理士・公認心理師である東畑開人さんの著書を読んだんだけど、ちょうど「みんなのカウンセリング入門」というオンライン講座を開催するとの告知を見て、申し込んだんだよね。
全5回、2カ月おきに開催されるんだけど、リアルタイムは時間的に厳しいので、アーカイブ動画を見ていた。
で、「第2回:謎解きとしてのカウンセリング―不幸を解析する」のアーカイブを見ていて、ハッとしたことがいくつか。
整理するのはユーザーではなく、カウンセラーである
・混乱したまま喋ってもよい
~
話すことで、わかることはたくさんある、これが不思議
~
合意することのケア力
・孤独な混乱が、共有された問題に変わる
カウンセリングを受ける側が、理路整然と話す必要はない。
逆にそのような脳内編集の結果、本当に必要な情報を自分で削ってしまっているかもしれない。
いま感じている悲しいこと・思い浮かんだことを脈略関係なしに話すこと、これもマインドフルネスの「ありのままを観察する状態」に似ているなぁ。と思ったけど、どう?
面白い脱線話があって。カウンセリング予約したいけど業務時間外で留守電に掛け続けてきた患者さんがいたらしいと。そうしたら、何回目かの留守電に「話したらスッキリしました」と落ち着いていったんだって。
東畑さんの見解として、「宛先の有無」が大事なんじゃないかと。
留守電では当然相手は居ないわけだけど、いつか聞いてくれる「相手」がいる。だから、誰にも見せない日記に吐き出したとしても、悶々とする。
私が、15年ぶりに恩師へ手紙を送ったこと。こうやって公開noteで気持ちをアウトプットしていること。
これは、確かに心が穏やかになる行為だわ。
アフリカの長老が知る本当の日本人の姿
突然だけど、私って都市伝説とか古代遺跡とかミステリーが大好物なんだよね。TVの「世界!ふしぎ発見」は小さいころ、ずーっと見てた。
最近はYouTuberのNaokimanさんが好きで、たまにチャンネルを覗くんよ。
たまたま以下の動画を拝見しましてね、対談ゲストの日本人・SHOGENさんの著書(後述)がいま人気なんだよな~と思いながら見ていたんだけど。
SHOGENさんがペンキアートを学びにアフリカの小さな村・ブンジュ村を訪れたとき、その村にはなぜか「日本人から学んだ感性」が根付いている言われたのだとか。シャーマンとして見聞きした日本人(おそらく縄文時代)の姿を、語り継いでいるらしい?
す~~ごく興味深かったよ。SHOGENさんの語り口も引き込まれる。
「村の中であなただけが、過去か未来を生きている。今を生きていない、そこに心がない」っていうことをずっと言われていました。
~
「SHOGENハッキリ言っていい?食べながら明日の予定のことを考えてただろうし、SHOGENはそこにいなかったね、って俺の孫もみんなが言ってたよ。その時に1回1回、自分にいちいち確認した方がいいよ。自分の心はそこにいてるのかどうか」っていうことを。
~
びっくりしたのが、ある日10歳の男の子・女の子が、外で話しながら遊んでたんで「みんな僕も入れて」って言ったら、「SHOGENと話したくない」って言うんですよ。
なんで?って聞いたら、「SHOGENの話は面白くないから」、どういうことって聞いたら、「だってSHOGENの会話はね、作業の会話で溢れてるでしょ。明日どこに行く?何をする?何を食べる?…だから面白くないから、話したくない」
「うちらブンジュ村のみんなの会話を聞いてて。それをしたことで、それを食べたことで、心がどう感じたのかとか心がどう変わったのかっていう心の会話が多いでしょ?SHOGENもね、心の会話ができるようになったらお話してあげるからね」っていうことを言われたんですね。
これね…。私、うちの娘に対しても、いや夫に対しても、「作業の会話」になってるわ。。もちろん、娘が泣いたり悲しんだりしている時は「痛かったんだよね、これをやろうとしたんだよね、悲しいよね」って話しはするけれど、共感と状態の言語化を助けるためにやっている気がするわ。
あと、個人的に刺さったのはこちら。完璧主義者で区切りが付けられない私にとっては、ものすごく真剣に考えないといけないこと。
ある日お月様の下で村長と外で話していたら、座りながら「諦められる時間が来ることの幸せって分かる?」って聞いてきたんですね。
つまり何かというと、日没が来たらほぼほぼ真っ暗になるから、全てのやってたこととか仕事を諦めないといけない。
でもSHOGENが諦めという言葉を聞くと、マイナスに捉えるやろ?でもこの村ではプラスなんや。なぜかというと、諦められるってことはいまから真の休息の時間に入れるってことやからね。
~
日本ではいま24時間電気がついてるんでしょ?そしたら深夜でもあと30分何かやったら、良いものが生まれるのかなって思ってしまわない?そしたら今の日本人は、いつ諦められる時間・真の休息の時間作ってるの?
~
でも頑張りすぎてしまうことで、心がおかしくなりそう・もう鬱になりそうってなったとしても、あなたたちは諦めないのかい?
や、諦められずに気張りすぎて、きっと適応障害・抑うつ状態になってしまったんだわな。
私が休養するなかで、いちばんのリフレッシュが「自然に触れること」だということに気づいた。という記事も書いたことがあるけど、本当に人工のものばかりに縛られてはいけないね。そして、ながら作業はいかん。
情報社会において、効率化や倍速は、意識して止める時をつくらないとだめなんだろう。
SHOGENさんの本は以下。私も購入した。まだ未読だけど、絶対刺さる話が沢山あるんだろうな。
瞑想/禅アプリ
音声プラットフォームのVoicyをたまに聞くんだけど、その中で伊藤東凌さんという和尚さんをフォローしてるの。優しい穏やかな語り口なのと、適度に短い時間で放送しているから聞きやすくて。
その和尚さんがInTripというアプリを手掛けていると聞いてDLしてみた。
そろそろ書くのが疲れてしまったので(御免なさい)、詳細は以下のリンク先をご覧ください。
見やすいUIと美しい写真、和尚さんの優しい声と勉強になる知恵や知識…。とても素晴らしいのだけど、少しお値段が苦しくて…2週間だったかな?の無料お試し期間でいったん終了しようと思っている😔
InTripをDLしたら、関連アプリとしてUpmindというアプリを発見。こちらもついでにDL。これは無料お試し期間が1週間。
寝る前や日中にプログラムを聞いて、意識的に「呼吸」するようにしている。とくに妊娠中は2回くらい過呼吸になったので、私はそもそも呼吸が浅いらしいからさ。浅い=集中しすぎorストレスか。
簡単なヨガ・ストレッチもあり、ちょうど良い機能量だなと。
ちなみに子ども向けの寝かしつけ瞑想や音楽もあって、好感が持てた。余裕があるときに娘にもやってもらおう。
こちらはうっかり解約しそびれたので、1年は使う予定です…。
ここ最近の気づきや出来事をガーッと書いてみた。
そろそろ、Notionのテンプレートも作ってみたいアイデアが浮かんだので、また作ってみようかな。
暑い日が続いて、台風が来て、肌寒くなる日もあったりして…
自律神経がブレブレに乱れている感があるから、気を付けないと。
少し前に、就寝時の冷房で体を冷やしてしまったか?体調を崩してしまった。それがゆるゆると不調として続いている。
季節の変わり目はしんどいけども、早く過ごしやすい秋になってほしいな。そうしたら、散歩も出かけやすくなるだろうな。