認知症と高齢化社会　認知症の最後を看取る　衰えていく様を受け入れる覚悟と自宅介護

⬛︎自宅介護と施設介護　

認知症の要介護レベルが3〜4、4〜5になると　
介護スキルを要する。知識は多い方が良いが、インターネットや本で書いてある世界と現実ではかなり違いがあった。勿論ある程度かなり役に立つ事は確かだが、認知症のあり方も10人10色なので正解はない。特に自宅介護は家族の役割分担や、できる範囲がどこまでなのかを定めておくと良い。　
最悪のケースを考えたりと、段階的に限界値を決めておけば介護している側も対策を練る事ができる。独学で自分は心理学を学んでいるので沸き起こる感情の中で厄介な感情をどう打ち消すか、、、
いくつかコツがあるので記していきます。　

⬛︎限界値を決めておく　

どこまで面倒を見れるのかを設定しておく。　
介護施設は月額料金もかなり高額だ。施設利用料金＋オムツ代もかかる。介護サービスや介護保険や要介護レベルなどで値段に変動があるが、介護レベルが高い程料金も高額になる。　
我が家の場合、最期まで自分らで面倒見る、と　
腹を括った。限界値はお母さんを守りたいので　
お母さんに限界がきたら施設利用も考慮していた。　
結局2週間の入院での安静も我慢できず1日足らずで病院を抜け出してしまう父の性格からして介護施設を利用するにもできない状況なので、、、　
利用しなかった。　
どうせ行ったところで迷惑をかけてでも抜け出してしまいそうだったので、、、
限界値を決めていたからこそ、　
自分達で介護を頑張るぞ！　
という気持ちにさせられた。　

⬛︎怒りが沸き起こった時　どんな時も瞑想を

自分の場合は瞑想を強化した。自然音、リラックス、なんでも良いのだが、自分がゆっくりとした呼吸ができているかを振り返るのは大切だ。
筆者の一番のお気に入りはサイババのガヤトリーマントラだ。　
ガチの瞑想をする時は50分〜1時間セットもこなしていたが、このマントラを聴く事で不安や不満が落ち着き、家族の介護疲れの八つ当たりの怒りのパワーも　
徐々に落ち着いてきたり、、、　
先ず悪い事にはならず！　
奇跡さえも起きた。　
体調も良くなったり生理痛も緩和されたりと良い事だらけなので、介護以外にも海外旅行でも瞑想する際に使用している。　
個人的にはASATOMAがめちゃめちゃ好きで　
この曲を世界有数のスラム街で一人聴いていたら　物凄い平和な気持ちや人々の尊い生活を目の当たりにして生きる喜びが湧き起こり涙が出た程だった。　　宗教観は人それぞれなので好みのサウンドで瞑想するのが一番だがなんにせよ瞑想が良い！ので介護中も瞑想をお忘れなく。　
https://serendipity-japan.com/gayatri-mantra-benefits-6218.html

⬛︎時には自分の時間を　スポーツがオススメ

スポーツは何よりも心身回復に適していると断言できる。　
いろいろな事を試したがスポーツに勝るものは、、、なし！瞑想状態にさえなれる。
それくらい大きな効果を発揮できる。　
下手でもいい。ダサくてもいい。息切れしてもいい。　
それでもいい、形から入るでもいい、　
なんでもいい！　
全力で身体を動かす事に意味がある！
カッコ悪くてもいい。介護から避けてしまう家族の話を聞いていると　
弱っていく家族を見たくない、、、　
という理由で目を背けてしまうお子さんも結構居るようだ。　　

弱っていく姿、、、いいじゃない。　
トイレに行けなくなる、、、いいじゃない。　
失禁してしまう、、、
いいじゃない！！！！　
おしっこ、うんこ、　
漏らしたっていいじゃない！！

それくらい開き直る事が大事だなと自宅介護して思ったし、スポーツしていても　自分のペースで遅くても下手でも走り続ける事が大事かな、と。　

自分の時間に振り切るくらいに全力に吐き出す事が介護生活でストレスを溜めない秘訣である。