おうち定食 117 コールラビの和風煮物
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
お正月は、怒涛のようにごちそうを食べまくりました。
胃袋も大喜び。
毎日フル回転状態です。
おいしく頂いたけれど、ごくごく普通のご飯が食べたい。
お餅ではなく、ご飯。
お雑煮ではなく、おみそ汁。
日常が懐かしい。
いつものスーパーに行きました。
お野菜売り場を歩いていたら、見慣れないものが置いてあります。
薄い黄緑色をした丸い物体。
何かしら?
【コールラビ】と書いてあります。
初めての出会い。
ドキドキとワクワクがセットになりました。
お持ち帰り決定です。
名前から推測すると、ヨーロッパ生まれみたい。
調べてみました。
●アブラナ科の野菜でキャベツの仲間。
ドイツ語でコールはキャベツ、ラビはカブを意味しています。
日本名は蕪甘藍。(カブカンラン)
響きがいいですね。
コールラビはビタミンC、ビタミンUが豊富。
通常は加熱に弱い栄養素ですが、流出しにくい構造になっているそうです。
ありがたい。
洋風料理の方が合うだろうな。
そう思ったのですが、我が家は和食派なので、煮物を作ることにしました。
ご紹介しますね。
★コールラビの煮物★
材料
コールラビ 1個
ニンジン 1/2本
がんもどき 4、5個
煮汁
出し汁 300cc
おしょうゆ 大さじ1
お酒 大さじ1
みりん 大さじ2
*お砂糖を使わず、みりんを多めにしました。
*がんもどきの代わりに油揚げでもおいしいですよ。
下ごしらえ
○ニンジンは千切りにします。
○がんもどきは熱湯をかけて油抜きをして下さい。
半分に切っておくと、食べやすくなります。
○コールラビ
皮は厚めに剥いてください。
結構、固いです。
食べやすい大きさに切りましょう。
イチョウ切りがおすすめ。
作り方
①お鍋に煮汁を入れます。
②コールラビ、ニンジン、がんもどきを全部投入して下さい。
③煮汁が少なくなるまで煮込みましょう。
④深めのお皿に盛り付ければ、完成です。
立ち上る湯気。
漂う出汁の香り。
お腹が鳴りました。
いただきます。
真っ先にコールラビをお箸でつまみました。
フウフウしながら口の中に入れると、予想外の歯ごたえにびっくり。
全く煮崩れしていません。
カブならぐんにゃりするのですが、コールラビはその気配がない。
シャクシャクした歯ざわり。
味はあっさり。
カブや大根のように、出汁が染み込む感覚はないけれど、それがむしろ面白い。
これはこれでいいなあ。
切ったものを煮汁に入れて煮込むだけですから、とても簡単です。
見かけたら、試してみて下さいね。