おうち定食 67 ウドの酢みそ和え
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
春。
桜がきれいなこの時期は、外を歩くのがいつもより楽しい。
だいぶん散ってしまったとはいえ、穏やかな色をした花びらは、充分すぎる程見る人達の気持ちを和ませてくれます。
大がかりなお花見は出来ませんが、少人数でゆっくりと眺めながら過ごすと、リラックスできますね。
と言いつつも、花より団子の私は、満開の桜が見事な道の駅で、地場野菜に夢中になっていました。
どれも、元気が良さそう。
それぞれの袋に書かれた生産者の名前を見ると、親近感が湧いてきます。
きょろきょろしながら、新鮮なお野菜を見ていると、見慣れないものに気が付きました。
ウドです。
漢字で書くと、「独活」。
取っつきにくいので、カタカナにします。
前回食べたのはいつだったのか、思い出せません。
せっかく出会ったのですから、購入しました。
ウドは本来、山菜の部類に入ります。
旬の時期には天然物が出回りますが、一般のスーパーで並んでいるのは、ほとんどが栽培されたもの。
お店には、野生とそうでないもの両方が置いてありました。
もちろん野生を選びます。
一番簡単な、酢みそ和えを作ることにしました。
ご紹介しますね。
★ウドの酢みそ和え★
作り方
①まず最初に、茎と穂先に切り分けます。
もし大きめのウドだったら、根元を厚めにそぎ落として、太い茎の横から出ている、脇の茎(白くて細いもの)に分けて下さい。
※葉と穂先は天ぷらがおすすめです。今回は茎の調理法です。
②茎は短冊切りにします。
3~4センチくらいが、食べやすい。
③酢水にさらしてアク抜きをします。
約10分。さらしすぎると水っぽくなるので気を付けましょう。
④たっぷりとお湯を沸かして、湯がいて下さい。
⑤ザルに上げて冷まします。
⑥器に盛り、酢みそをかければ出来上がり。
シャキシャキした歯ごたえに、甘酸っぱい味。
食欲をそそります。
噛みしめると、春の空気感が口の中いっぱいに広がりました。
旬の時期だからこそ味わえる、力強さです。
酢みそ和えは、メインディッシュにはなりません。
でも、確実に食卓を彩ってくれます。
酢みそは、使いやすい調味料。
えぐみや苦みが残る野菜でも、包み込んでまろやかにしてくれるのです。
春の食卓にぴったり。
ウドが持っている、強くて元気なエネルギーを取り込めるので、おすすめです。
帰宅した後に思いついたのですが、栽培したウドも買って、食べくらべをすれば良かった。うーん、悔しいなあ。
来年は、リベンジします。