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乗り物大好きな息子たちのおはなし① 絵本『おはよう!しゅうしゅうしゃ』

絵本で子育て、自分育て。
多くの方にお読みいただければ嬉しいです◎

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さて。我が家の子どもたち、男の子2人。
まあ〜乗り物大好きです。

車も。電車も。

車を走らせてるときに、
重機系や緊急車両を見つけようものならワーワー騒ぎ出すし、
我が家は公園よりも駅(各駅停車しか停まらない小さな駅だけど)が近いので、駅まで電車を見に行ったり。

車で行く方が絶対近いし、大人なら歩いて行けそうな、
たった1駅分だけのために電車に乗ったり。

その中でも、一番習慣になっていたのが、
ゴミ収集車を玄関でお出迎え・お見送りをすること。

我が家には割と早め(8時半〜9時の間くらい)に収集車が来ることが多いので、
それまでに着替えを済ませ。

チャチャチャーン♬と収集車の音楽が聞こえてきたら、
玄関へGO!!!

収集車のお兄さん・おじさん(女性はまだ見たことない)たちは、
だいたい息子を見つけると、手を振ってくれたり、おはよう〜!と声をかけてくれたりします。

収集車が見えなくなるまでお見送りをして、おしまい。
(それまでずっと見ていることに気づいて、だいぶ遠くからこちらに手を振ってくれる職員さんもいる。)

…っていうのを、3年前今の家に引っ越してから、
長男が保育園に入園するまでの1年近く、
ずーっとやっていました。

今でも、祝日だったり、保育園がお休みだったりすると、
きまって玄関先に出て、収集車のお出迎え。

今となっては我が家のルーティーンですが、
子どもがいなかったら、絶対なかった習慣だろうと思うと、何だか不思議。

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収集車と言えば。

竹下文子さん・鈴木まもるさんのタッグ。
一番有名なのは『せんろはつづく』でしょうか。
すごく好きです。

でも、せんろはつづくだけじゃなく、
はたらくくるまの絵本も、たくさん出されていて。
その中の1つが↑↑『おはよう!しゅうしゅうしゃ』です。
何回図書館で借りていることだろう。買おうかな。

このシリーズ?全般そうですが、
はたらくくるまたちの、車そのものの細かい仕組み?仕様?も書いてあるし、
どんなふうに仕事をしているのかを、それを扱う人も含めて、あたたかく描かれています。

日常の中に当たり前にある、車。そして、働く人。
どんなふうに働いてくれていて、
どんなふうに世の中が動いているのか。

世の中のいろいろ人やモノが、
それぞれの役割を果たしてくれているからこそ、
私たちの平凡で幸せな生活が成り立っていること。

そんなことも、
子どもを産まなければ
絵本を読まなければ
気づいてもいなかったのだろう。

子どもたちの頭と心の片隅に、
あくまで感覚的に、でかまわないので、
そんなことが少しでも刻まれていればいいなあ◎

ま、子どもが絵本から、絵本の読み聞かせから、
何を受け取ってるかなんて、
ぜーんぜん、知らんけど!笑

(知らんけど!という捨てゼリフ?は関西特有だそうで。
〜〜〜〜〜らしいで!!…知らんけど。
っていうやつ。笑
責任放棄みたいな感じがするのでしょうか。
私は結構好きなんだけど。)

私自身は、昔読んでもらった絵本が、
今になって心に響いてくることが度々あり。
…読み聞かせの効果、30年越しかあ〜と思ったりします。笑

きっと絵本だけじゃなくて子育てそのものが、
目の前の子どもたちの「今」を見つめながらも、
長ーい長ーいスパンで、ゆったり、やっていくものなのかも。

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ゴミ収集車の話からだいぶ逸れてしまいました。

最後に。
次男を出産し1ヶ月の里帰りを経て、自宅に戻ってきてすぐのこと。

久しぶりに長男を抱っこしてゴミ収集車をお出迎え・お見送りをしに、玄関に出たら。

「生まれはったんですね〜」
と収集車の職員さん。

ん??生まれた???
あ、次男のことね。
私のお腹が凹んだのを見てわかったのね。
職員さんたち、長男のことだけでなく、私のことも覚えてくださっていたとわかって、びっくり。

嬉しいやら、恥ずかしいやら。

でも、そんな人との繋がりも悪くない。
全然知らない人にも、世の中にも、お世話になることが本当に増えたなあと思う、今日この頃です。

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小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎

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