『おはよう!しゅうしゅうしゃ』――ごみはどうやって、どこへ?
読み聞かせ記録第4弾は『おはよう!しゅうしゅうしゃ』作:竹下文子、絵:鈴木まもる(偕成社)です。
見ての通り、ごみ収集車の話。
はたらくくるまの歌などはもちろん知っていますが、子ども向けの絵本にこのようにガチンコで特定の働く車を取り上げた絵本があるなんて、子どもができるまで知りませんでした。。
(夫曰く、「おれも小さい時ごみ収集車が好きで、よく見てたわー」とのこと。私の幼少期の興味関心に全くなかったゾーンでした。。私はNHKの番組とかサンリオのキャラクターが好きだったなぁ…)
話はカラスがゴミ袋に向かって飛んでくるところから始まります。
あぁ、なんというリアル…。笑
早朝は店舗のゴミを収集し、登校時間ごろに住宅街のゴミを、そのあとは街路のゴミを…と、ごみ収集車の動きを追っていきます。
街の様子の描きこみも細かくて、大人も見ていて楽しいのですが、
「この人お弁当忘れてるよ」
と息子の気づき力にも驚いたり。
燃えるゴミの日に、燃えないゴミを出したらどうなるのか、どうして燃えるごみと一緒に収集できないのか、集まったゴミはどうなるのか……などなど、ごみ収集車について詳しくなれる一冊です。
ごみ収集車が仕事終わりに●●してるなんて、私も初めて知りました。。(ネタバレ防止にちょっと伏字…)
過去の保育園の連絡帳では怖くて泣いていた息子。今ではごみ収集車を見かけると「ごみしゅーしゅしゃあ!」と叫ぶほど好きなようです。
ごみ収集車を愛してやまないお子さんにおすすめの一冊です。
※我が家にある収集車。。1台あっても足りないらしい。