悩める思春期に向けて、熱い思いを届けてみた話
先日、息子が通う中学校で、『職業講話をしていただける、保護者の方を募集します。』と連絡がきました。
実は、2年前にもこの連絡がきました。当時まだコロナ禍で【職場体験がたくさん出来ない】だから。だったと思います。
息子の先輩に向けての授業でした。
幼稚園・保育園・こども園という場所は、
【職場体験】を積極的に受け入れている所です。
『これは…やってみたい…』
ものすごく、直感的にそう思いました。
我が子に私の仕事を伝えたかったのかもしれません。
でも、私すごい緊張するんです。
保育は大丈夫なんですが、保護者の前でちょっと話すだけで、
保護者もびっくり、手も声も…震えます(--;)
(この頃は本当に酷かった 笑)
でもやってみたい。
いろんな場所で講演会をしている園長先生に相談してみました。
『ぜひ、やっておいで!』
やっぱり背中をおしてくれました♬
よし、園の公認だ!やるぞ!笑
『何を伝えよう?』『どうやって伝えよう?』
『私が一番伝えたいことは?』
2ヶ月くらいの準備期間、私と仕事について、ものすごい考えました(笑)
一緒に働いている先生たちと
悩める思春期を迎えていた息子に、
何度も何度も文章を見てもらい、聞いてもらい。アドバイスをもらい。
前日から緊張しすぎて、スマートウォッチの心拍数がおかしな数字を出して
保育中ずっとそわそわしていましたが、
次の日張り切って休みもらって、
みんなに『がんばれ!』と送り出してもらって、行ってきました‼
最初は『手遊び』で私の緊張を和らげて~(笑)
まかさの、中学生みんなノリノリ♪かわいい
あとは、ニコニコ
保育の素晴らしさを、た~ぷり熱く語ってきました( ´∀` )b
そして最後に伝えたこと↓↓
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世の中は、知らないことだらけです。
いまどこを目指しているのか、近道なのか、遠回りなのか。
自分のことも分からなくなることばかりです。
でも、知らない。分からない。興味ない。で終わってしまうのは、もったいない。
気になることを、ひとまずやってみて、新たな自分に出会えるのは楽しいです。
何が起こるか分かりません。
そして、1人では出来なくても、1人では出来ないと思うのは、1人ではないのです。
誰かと一緒なら、笑いながらやっているうちに、出来ちゃってたりします。
人生100年時代。だとすると、みなさんはあと何年生きられるでしょう。
沢山の新たな自分に出会えそうですね。
いま、もし好きなことや、やりたいことがなくても、少しずつ自分の好きな食べ物でもいいです。好きなものを「すき」と言える力をつけてください。
誰かの好きなものに興味を持ってみるのも、
きっと「すき」が少しずつ増えてきます。
そしたら、やってみたいものも、ふわっとさりげなくついてきます。
好きなものや、やりたいことがある人は、それを大事にしてください。
できれば、その「大好き」を人に伝えてみてください。大好きな人が集まってきます。
ずっとそれを突き詰めるのもあり、100年もあるので、たくさんの好きを集めていくのも素敵な人生になりそうですね。
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これから2年。
『何もやりたいことがない』『うまくいかない』と苦しんでいた息子は、『大好き』『やってみたい』に囲まれて、彼のスピードで生活しています。