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味の素とキユーピーが、使用済みのマヨネーズボトルを回収し、容器を再利用へ!

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、マヨネーズは好きですか?

私は好きです。マヨネーズ単体というより、何かにかけたり、混ぜたりして食べるのが好きです。

ポテサラにマヨネーズを入れると美味しいですし、エビ系の料理はエビチリよりエビマヨ派です。

食パンにかけたり、たまに納豆の上にマヨネーズをかけて焼いたりして食べるのも好きですが、かなり高カロリーになるので、今は控えています。

本当は、美味しいから、マヨネーズをかけた食パンも食べたいんですけどね、今は特に通院前なので。

恐らく嫌いな人はいないでしょうと思う、マヨネーズですが、実はあるSDGsなプロジェクトが始まっていました!

2024年6月20日、味の素とキユーピーは、家庭から出るマヨネーズの使用済みプラスチック容器を回収して、マヨネーズ製品の容器として再利用する【水平リサイクル】で連携すると明らかにしました。

国が目標を定義するなど社会の要請が強まるプラスチックの回収・再生のシステム作りに企業の枠を超えて励みます。

今回は、味の素キユーピーが始めた、マヨネーズの容器の再利用のプロジェクトの中身をお知らせします。

味の素とキユーピーが始めた、【水平リサイクル】のやり方

画像引用・参考:キユーピー㈱と味の素㈱がマヨネーズボトルの資源循環に向けて協働を開始 PR TIMES(2024年)

ユーザーには事前に容器を洗浄して頂き、はさみで半分に切断した上で投入する様に発信しています。味の素とキユーピーは容器メーカーなどから協力を得て、粉砕して洗浄し、再資源化します。

味の素とキユーピーは国内マヨネーズ市場でトータル75%のシェアを持ち、毎年3500tの容器を使っています。一般的に【水平リサイクル】が困難で、自治体ごとに可燃ゴミなどとして処理されてきました。マヨネーズ容器だけ分別するのが困難かつ、容器に香りや色が移ってしまう場合があるためでした。

参考:キユーピーと味の素、マヨネーズボトル回収・再生で連携 日本経済新聞(2024年)

神奈川県川崎市にあるイトーヨーカドー溝ノ口店に回収箱を設置し、2024年7月1日から2025年6月末までメーカーを問わずにポリエチレン製のマヨネーズ容器を回収する実証実験を進め、まず100kgの回収を掲げています。

同日、東京都内で記者会見を開いた味の素のサステナビリティ推進部長の女性は、
「プラスチックという大事な資源を流出させずに回収し、再生するシステムを社会実装したいです」
と述べました。

確かに見たことなかった

マヨネーズは香りや色もですが、油を使用しているので、何かに付いたらベタベタしますし、ボトルを再利用するのは難しいと思っていました。

こういう無理だと言われているプロジェクトって、大体が発想の転換から生まれたものです。

多くの人が「できない」と言われていることを、誰か一人が「できる!」と言って、その声に賛同する人が増えたら、「じゃあ、してもみようか」となって、未知なるプロジェクト。でも、それが良い方向に向かって、成功することもある。

最初の一歩がないと、始まらないプロジェクトもある。

企画を立てないと動かないプロジェクトもある。

何かを始めるって勇気のいることですが、それが将来の世代の人のために役に立つこともある。

全ての物事が未来へと繋がっていると感じる瞬間。

元々、大手企業が始めた【水平リサイクル】だったからこそ、できないかな?と疑問を持って、それを行動に移したと思いますが、それが上手くいけば、他の商品にも転用できるかもしれない、そんな大きな意味を持つプロジェクトだと思います。

マヨネーズはあらゆるものに使える万能調味料なので、地域が限定されていますが、集まりやすいプロジェクトだと思います。

この川崎市のプロジェクトが成功すれば、全国に広がるかもしれないですね!成功します様に!


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