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ダイエットについて考えていたのだけど
現状、ダイエットしないとマズイ身体なのでちょっと頑張っているところ。
昨日の朝、コーヒーを飲んでいる時に一昨年の痩せていた頃の生活を思い返してみたら「本当に可哀想な生活を送っていたなぁ」と、自分のことながら過去の自分を抱きしめたくなった。
落ち着いた今なら当時のことは昔のように思えるけど、頑張って思い出したら色々と思い出せてきた。
一昨年は双極症の鬱の症状をきっかけに食欲がなくなり朝昼何も食べずに夜になってから「今日一日何も食べてない。さすがに何か食べないとやばいぞ。でも何も食べる気がしない。食べれない。どうしよう」
と、途方に暮れる。
そんな感じだった。
当時解決策として私が取った方法はお酒を飲むことだった。
なぜなら私はお酒を飲む時に何かつまむものがないと飲めないから。
この体質(?)を利用して栄養を摂っていたし、この方法でしか物を食べることが出来なかった。
当時は鬱の影響もあって料理をする気力が全く無くなっていたので近所のバーに毎晩のように通いお酒を飲みながらナッツやきのこの入ったオムレツ等を食べたりして、一応注文する物は少しでも栄養のある物を選んでいた。
それでも炭水化物はどうしても重く感じてしまうので長い間食べれなかったけど。
常に空腹なのと(食欲がなかったので「空腹感」は感じていなかった)薬の影響ですぐに酔いが回って周りに迷惑もかけていたし、物を食べる為とはいえ毎晩のようにアルコールを摂取していたのでアルコール依存症の一歩手前のような状態に陥っていた。
自分のこととはいえ今思えば本当に可哀想。
お酒は依存しやすい物質のため抜け出すことも難しかった。
双極症の方でアルコール依存症も患ってる方は多いと聞いたことがあるけど、こういう経緯でなるパターンもあるのかもしれないと思う。
約一年間躁と鬱の乱高下に振り回される生活があり、最終的に医療保護入院に至ったことがきっかけであの時のような飲酒欲求は完全になくなった。
病院ではお酒が飲めないから、飲まないことが習慣化してその結果飲まなくても平気になったという感じ。
今はというと、20代前半の痩せていた頃の食生活を思い出しながらダイエットをしている。
当時はヴィーガン生活をしていた母の影響で健康オタクだった。
砂糖は一切取らず野菜と果物をガンガン摂取!タンパク質は植物性のみ!主食は全粒粉のパンか蕎麦粉100%の蕎麦!油はフラックスオイルかエキストラバージンオリーブオイルのみ!みたいな。
今振り返ると当時の徹底っぷりはすごい。笑
今はそこまで徹底してはいないけど(動物性タンパク質も摂るから)、カロリーよりも栄養素重視で食べる物を選ぶようにしている。
20代前半からこれまでを振り返ってみると、こんな風に「健康的な食生活で痩せよう!」と思えるようになる為には健康的なメンタルが前提にないと無理だよなぁと、身に染みて感じる。
健康オタクだった私の食生活が一時期崩れたことがあったのだけど、それは母が亡くなってからだった。
あの時私は21歳でまだ若かったから、色々と耐えられなかったのだろうと思う。
それからしばらくしてメンタルは回復し順調だったけど、30歳になって双極症。
鬱状態で何もかもネガティブにしか捉えられないメンタルで、完治しない精神疾患を診断された直後で先行き不安しかなくて…という状況で色々と荒れない方がすごい。
お酒とおつまみしか食べれなかった頃の自分のことを心のどこかで責めていたけど、それはもう忘れてしまって、双極症を抱えながらもようやく健康的な食生活を送ろうと思えるようになった自分は大きく成長したんだな、と褒めてあげたい。