見出し画像

大都市の通勤・通学時間帯を直撃!2018年大阪北部地震

本当に怖かった!
シャワーを浴びていたら、急にグラっとして。
強い揺れに襲われて、身をかがめるしかなかったんだよね。
揺れが収まった瞬間、我に返った。
「私、裸じゃん!」慌てて服を着こんだんだよね。
お世話になっている方の体験談@大阪のホテル

今週もあっという間に過ぎ去りました。
今週は、色々と過去の地震についてお伝えしたかったのですが、あれよあれよと日が経ってしまいました……。

今日は、3年前の2018年に発生した大阪北部地震についてお伝えします。
3年前なので、まだ覚えていらっしゃる方も多いと思います。

あじさいは当時、ひざを手術して退院したばかりで動けず(両手松葉杖)、関西にいたらどうなっていたんだろう?と思わず考えてしまいました。

大阪北部地震

発生日時:平成 30 (2018)年 6 月 18 日 7:58
震源及び規模(暫定値)
・場所:大阪府北部(北緯 34.8 度、東経 135.6 度)
・規模:マグニチュード 6.1(暫定値)
・震源の深さ:13km(暫定値)
揺れの大きさ:大阪府大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で最大震度6弱を観測
死者:6名、全壊:18棟

出典:
(1)内閣府 大阪府北部を震源とする地震に係る被害状況等について
2018年7月5日18:00時点
(2):大阪府 大阪府北部を震源とする地震  
2018年11月2日12:00時点

この地震は断層の活動により発生した直下型地震であり、大都市を襲った地震でもありました。

ブロック塀倒壊の危険性

先日の1978年宮城県沖地震でも、お伝えしたブロック塀の倒壊。
この地震では、通学途中の9歳の女の子が小学校のブロック塀倒壊の被害に遭いました。また、80歳の男性もブロック塀の倒壊で被害に遭いました。


画像2


その後、国は、緊急輸送道路などにあるブロック塀のうち、倒壊した場合に影響を及ぼし得るブロックの所有者に対して、全国の自治体が耐震診断を義務づけられるようにしました。ただ、この耐震診断義務も道半ばでして、あまり導入が進んでいないのが現状です。

ブロック塀撤去の補助制度も各自治体に広がっていますが、こちらも道半ばです。

地震に遭った直後は、ブロック塀から出来るだけ離れること!
これが命を守る最善の方法です。

あじさいも、かつて小学生への防災ボランティア授業でお伝えしました。


通勤時間帯に発生、多くの方が足止めに

ちょうど、通勤・通学時間帯に発生し、たくさんのかたがタクシー乗り場やバス停に並ぶ映像が流れていました。また、公共交通手段が使えず、徒歩で出社もしくは帰宅をされる方が多くいらっしゃいました。

画像3

朝8:00って、元々はこんな時間帯(汗)
今も、戻りつつあるか。


ところで、通勤時間帯に地震が発生して自宅に帰るとしたら大体何kmくらいまでなら歩いて帰れるでしょうか。

これ、大体10㎞が限界と言われています。
パンプスやハイヒールであれば、もっと限界が短くなります。

ぞろぞろと人の渋滞の中で歩く場合、それ以上の時間がゆうにかかると予想されてます。地震による落下物やがれき等も生じると歩くのが困難なことも予想されます。

通勤距離と備え

通勤時のお話、詳しくはこちらをご覧ください!

通勤時に備えておけばいいもの、あじさいの例を書いています。
よろしければ!

帰れない!そんなときは、携帯電話の充電が持つか心配。
普段から使えるモバイルバッテリーを持ち歩くと安心ですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
TOP画は、関西で仕事していたころに訪れた大阪のビアガーデンです。

あじさい

いいなと思ったら応援しよう!

あじさい:備える防災 note
サポートのお気持ちは、ぜひ被災地への募金やサポート、もしくはみなさんの「備え」にお使いください!noteを読んで「スキ」をいただけるのがいちばんのサポートです☆