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「気の遠くなりそうなほど、眠ってしまおう。」

疲れた。


いや、いい日ではあったのだけど。


それにしても、疲れた。


どうして、あんなに疲れたんだろう。


昨日は、珈琲屋になっていたから。


それも、あるだろうけど。


もともと、寝不足だったから。


昨日の朝、4時台にはもう、目を覚ましていた。


覚めてしまった。


そこから、眠れなくなった。


特段、早く床についていたわけでもない。


だけど、眠れなくなってしまった。


案の定、眠たいし。


それよりも、頭がぼんやりしているのが、問題だった。


ぼんやりしているのは、いつものことといえば、そうだけど。


それにしても、ずいぶん回らないな、と思った。


運転中、信号には気を付けていたのだけど。


しっかり、守れていたのだけど。


どこかで無視したんじゃないか、という思いが拭えなかった。


(危ない目には遭っていないから、大丈夫だとは思うけど。)


お世話になっているパン屋に着いたときも、ふらふらと器具を搬入し、ふらふらと準備を始めた。


設営が終わりかけても、ぼくはどこか、違う場所にいるような気がした。


お客さんがぽつり、ぽつりと来て、ぼくはだんだん調子が戻ってきた。


眠くなくなったわけじゃない。寝不足で、少しふらつく。


それでも、なんとかなかった。体調はましだった、ように見えたかな。


そのまま帰ろうと思ったけど、近くで知人がコーヒーを淹れていたので、寄ってみた。


居合わせた人たちと、だいぶ話し込んだ。いつのまにか、夜らしい夜が下りていた。


寒い中、コートのジッパーを上げた。


なんだか、宙に浮かんでいるみたいだった。


家に着いた途端、ずいぶんふらふらとした。


そういえば、まったくではないけど、あまり食事をしていなかった。


たしか、その後、なにかを軽く食べた気がする。


あんまり、覚えていない。


すぐに眠ってしまったから。


今朝も、頭はろくに動いていない。


はあ。


まあ、翌日はこんなものか。


今日は、特に予定がないのが救い。


よかった。


よかった……。


朝に服用する薬を飲んでから。


それから、気の遠くなりそうなほど、眠ってしまおう。


それから、


それから、どうしよう。


なにも、考えていないけど。


週末に予定があるから、その準備をそろそろ進めるか。


それとも、最近読んだ本の感想をまとめようかな。


意外と、やりたいことあるな。


まあ、ほどほどにしとこう。体調的に。

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相地
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