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「でも、頑張ろうと思えたのは、本当だった。」

新しい靴を買った。


というか、買ってもらった。


誕生日プレゼントに。


もうすぐ、誕生日。


ぼくの。


ファッションに詳しくはないけど、知人の靴屋に置いてある靴には、憧れがあった。


きれいで、履きやすくて、何年も使える。頼めば、手入れもしれくれるらしい。


のを、べつの知人経由で知っていたので、数年で履きつぶすよりは、と思った。


ぼくは、歩くのが下手だから(という言い方も、妙かもしれないけど)すぐ摩耗してしまうかもしれないけど。


できるだけ、大切に履こうと思った。なにより、プレゼントしてくれたものだから。


それなら、長く履ける方がいい。


ついでに、というわけじゃないけど、その靴屋で、(これもまた知人の)コーヒー屋がコーヒーを淹れていたので、いただくことにした。


(その靴屋では、ときどき、コーヒー屋が来ることがある。)


そういえば、年が明けてからはじめて会ったので、挨拶しておいた。


挨拶していない人、まだ結構いる……。


まあ、店を持っていない人もいるから、しょうがない。


(というのも、ぼくの知人のほとんどは、コーヒー屋もしくは飲食店をやっている。)


少しずつ……。


知人の話に、耳を傾けながら。


単純なのだけど。


ぼくも、頑張ろう。


そう思えた。


今月は、コーヒー屋としての出店は、1回だけだけど。


その分(というわけではないけど)来月は、3回出ようと。


3回は、たぶんはじめてだ。


豆も、売ろうと思っている。


(今月も、当日いきなり売り始めたけど。)


だから、今の内に、準備しておかないといけない。


ひとりだから、できることは、限られている。


それにぼくは、すぐに具合を悪くする。


(そうならないように、最近は、散歩するようになったけど。)


あと、他にもやりたいことがある。


読みたい本はたくさんあるし、それから、勉強したいことも。


本当に、たくさんあるなあ。


少し前なら、考えられないことだ。


よかったな、と思う。


ほんの数年前は、しにかけていたのに。


味方をしてくれる人も、大げさじゃなく、一人もいなくて。


あのころから、ずいぶん、色んなことが変わったんだなあ。


できることを、増やしたい。


自分にもできることを。


……。


まあ、無理をしたら、また動けなくなるけど。


でも、頑張ろうと思えたのは、本当だった。


頑張ろう。


少しずつ。

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相地
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