見出し画像

「いいぼんやりが、体を纏っていた。」

くらくらしていた。


ので、昨日は、自宅にいると決めていた。


少しウソだ。


本当は、(車で行けば)近所の日帰り温泉に行った。


その内、行こうとは思っていたから。


平日だから、そこそこ空いている。


だれもいないわけじゃない。10人はいるのか、いないのか。お年を召した方が多い。


脱衣所とか、食事処の辺りでは、喋っている人もいるのに。


大浴場だと、なぜか、喋っている人はほとんどいない。


(水音はするので、静かなわけじゃない。)


ぼくは、体が凝り固まって痛いので、ジェットバスに全身ほぐしてもらう。


大浴場、だいぶ慣れた。


少し前までは、他人がいるところで服を脱ぐのは、嫌だったけど。


(今も、抵抗がなくなったわけじゃないけど。)


まあ、いいか、くらいにはなった。


ぼくも周りの人も、互いに関心があるわけじゃない。


のぼせてきた、くらいで、風呂から上がった。


いいぼんやりが、体を纏っていた。


買いものをしてから、家に帰る。


少々寝不足だったのもあり、横になった。


眠ったのか眠っていないのか、覚えていないけど、気付けば15時になっていた。


遅めの昼食を摂る。あっという間に、16時を過ぎる。


いつもなら、なにもしないと、罪悪感に苛まれるところだけど。


この日は、休むと決めていたから。


座っていると、頭痛がし始めたり、気が遠くなりかけたりしたから、横になった方がいい気はした。


(まあ、調子がよくないんだとは思う。自律神経とか。)


机に突っ伏すと、畳の上に積み上がっている本が見える。


棚を整理しようにも、だいぶスペースがなくなってきた。


どうしようかな、と思っているところ。


まあ、うん。


今日も、できることだけ。

いいなと思ったら応援しよう!

相地
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 「サポートしたい」と思っていただけたら、うれしいです。 いただいたサポートは、サンプルロースター(焙煎機)の購入資金に充てる予定です。

この記事が参加している募集