「なんというか、戻った、のかな。」

ねむたい。


なんか、ねむたい日、増えてないか。


もしくは、年中、そんなものだったっけ。


わからないけど。


昨日は、ようやく、コーヒー豆をさわった。


生の豆を、いいものとよくないものに、選り分けて。


2時間くらいかけて。


それで、疲れたのか、ねむたくなってしまって。


少し横になってから、焙煎しようと思った。


2時間くらいねむっていた。


もう、夕方が近かった。


準備はしていたから、焙煎はした。


体は覚えているのか、いないのか、ところどころおぼつかないところはあれど、とりあえず終わった。


少し、深めに焼き上がった。


おいしく飲めるといいのだけど。


だいぶ暗くなっていたけど、ぼくは外に出たかった。


車を走らせて、一番近い書店へ。


店内をぶらついてから、併設のカフェへ。


だれもいなくて、そうか、平日か、と思った。


平日の夜でも、もう少しいた気がするけれど。


Amazonから届いたばかりの雑誌を開いた。


なんの雑誌だろ、これ……。


はじめて買ったけど、辞典の特集だから、気になって。


最初の数ページで終わるんじゃなく、最後の方まで特集は続いていて、読み応えがあった。


読みふけっていると、2時間くらい経っていた。帰らないと。


家に着くと、パートナーの方が先に帰っていた。


約束通り、外食しに行った。そういえば、ひさしぶりだ。


うどんを食べて、あたたまって、それから帰った。


しばらく、時間の流れを、遅く感じていたけれど。


昨日は、ずいぶん早く感じた。


なんというか、戻った、のかな。


正月、終わったんだ。


……。


少し、安心している。


これで、いわゆる特別な期間に覚える不安を、もう感じなくて済む。


これで、いい。


今日は、受診日だ。


がんばろう。